2024年3月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
冬を支配していた陰の気も徐々に薄れ、季節はこれから陽に向かいます。
桜の季節ってなぜかウキウキしますよね、桜の花がほころぶと夢と希望がほんわか湧いてまいります。
3月のテーマは「今までの流れにひと区切りつける」「身辺を整理して身軽になる」「新年度の準備を始める」「新しい服や化粧品や小物を使い始める」。
今ひとつぱっとしない人も大自然に親しむとあら不思議、やる気が出てきます。自然のバイオリズムとシンクロするのでしょうね。

3月20日(春分)を中日とする17日〜23日は春のお彼岸。ぼた餅でも頬張りながらゆっくりご先祖と会話してはいかがでしょう。野望や生きるヒントや楽しいプランがひらめくかもしれません。

全員に共通の凶方位は東、南東、西、北西。吉方位についてはそれぞれの欄をご参照ください。それでは3月5日から4月3日までの九星別運気と吉方位、まいりましょう。

★一白水星・・・のどや胸がつっかえたことありますか。いや餅とか芋が引っかかったんじゃなくて、なんか納得できない、ひょっとしたらこれウラがあるかも、自分ハメられたかなみたいな違和感がぐるぐる胃の腑を巡る感覚。
すっきりしませんよね、疑惑が解けるまで落ち着きません。あの人があんなことするわけないし確たる証拠があるわけじゃない、でも割り切れないというその感覚は円周率にも劣りません。
はいそういうときの答えはふたつ、①悪い予感ズバリ当たってる、②単なる思い過ごし。いずれにしても頑張って悩んでも解決しません。去年のあなたはもしかするとずーっとそういう状態だったかもしれませんね。
でも大丈夫、その胸のつかえはこの春からじわじわ溶けて腑に落ちることになっています、時間薬ってやつです。原因が何であれ「もういいや、この件は水に流して自分は自分の道を行こう」と悟りを開くことになるでしょう。
吉方位は南。できるだけ早く、そして深く悟りたいなら南へどうぞ。

★二黒土星・・・「3月は別れの季節」と申しますけども別れがないと出会いもありません。だってつかんでるものを手放さないと別のもっといいものがつかめませんもン。人間関係しかり、住まいしかり、仕事しかり、洋服しかり、鍋しかり。
でもすんなり手放すのは難しい、執着心があるからです。しかし手放さないと次のものが手に入らない、ああどうしよう。ちょうどこれから新年度が始まるタイミングですから、古くなったもの、自分にそぐわないものは思い切って手放してはどうでょう。
今の二黒ならチャチャッと捨てられますよ、だって気持ちが前を向いていますから。ここんとこ小回りの利くスポーツカーで高速道路をすいすい快適走行してる感じしませんか、トランクには必要最低限の荷物のみ、だっていらないものぜーぶん捨てちゃったから。身軽でフットワーク絶好調、勇気と決断力と前進力に恵まれる3月は、宝の山に向かって思いきりアクセル踏み込んでいきましょう。
大吉方位は北、北東、南、吉方位は南西って4方位もあるんか。道に迷いたくないなら北、宝の山へ向かいたいなら北東、走行中の安全を守りたいなら南、逆走を予防したいなら南西へどうぞ。

★三碧木星・・・「つき合う人間は選べ」と開運学では申します。選び方の基準はシンプル、運がいいかどうか。運は移りますから一緒にいてこちらの運が落ちては大変、どうせつき合うなら自分の運が上がるような人を選びましょう。
ただしその前に「類は友を呼ぶ」という法則がありますから、まずは自分から運を上げないといけません。運の上げ方は簡単、神仏に好かれる人になればいいのです。
じゃどういう人が好かれるかというと「自分にも他人にもウソをつかない」「時間と約束を守る」「素直で前向き」「明るくやさしい」。子どもの頃はそれができても、世俗で生きてるうちに難しくなってくるんだなこれが。垢にまみれた自分をうまく調律できるかどうかが運の分かれ目というわけです。
自分は運がいいのか悪いのか、それを判断するには自分がどんな人に囲まれているかを見ればすぐわかります。苦手な人、きらいな人ばかりなら自分も似たようなレベル、いい人、ステキな人ばかりなら自分もけっこういい線いってるちゅうことです。
大吉方位は南西、吉方位は北。相手の本性をしっかり見抜きたいなら南西、苦手な相手と上手に距離を置きたいなら北へどうぞ。

★四緑木星・・・子どもの頃はでっかい夢がたくさんあっても、大人になるにつれて夢がビールの泡みたいにぱちんぱちんとはじけて消えてしまうのはなぜでしょう。
社会で揉まれるうち「世間はきびしい」と脳にインプリントされ、「いたずらに夢を持つと傷つく」と思い込んじゃうのかもしれません。
気力と体力のある10代、20代のうちは人生が無限大に続くような気がしても、40代、50代以降になるとあと何回この桜を見られるかなと思うようになる、できるだけたくさん見るためには安全圏内で大人しく暮らすのが一番、ということでつい手堅く生きる道を選ぶことになりがちです。
でもこの先の人生をルーチンで生きるのはもったいない、せっかく生まれてきたんですものもっと未体験ゾーンに手足を伸ばして感動したほうが冥途にみやげ話をたくさん持って帰れます。
四緑は心の中でひそかに夢が大きくふくらむ予感、やあねあたしったら夢ばっか見てばかみたいなんて思わなくていい、それ決して不可能なファンタジーじゃありません。2024年のあなたの夢は大きければ大きいほど叶うことになっています。
大吉方位は南西、吉方位は北。愛の夢を叶えたいなら南西、才能の夢を叶えたいなら北へどうぞ。

★五黄土星・・・神さまと仏さまの違いって何でしょう? 神さまは天から人間界を見おろし必要に応じて人を引っ張り上げてくれるイメージ、仏さまは地面の下から人間界を支えて落っこちてきた人を押し上げてくれるイメージでしょうか。人間界は目に見えない天界と地界にはさまれて守られてる世界というわけですね。
ときに神仏と人間がリンクすることもある、それが行事の日、3月ならお彼岸です。春分の日を中日とする前後3日間の1週間はこの世とあの世(仏世界)が最も近づくといわれます。お墓参りなどして仏さまを供養するとこちらの夢や希望が伝わりやすい、それが叶うかどうかはまず本人の努力しだいですけども。
今月最も神界仏界に近いところにいるのは五黄のあなた、距離が近いぶん見られてますよ〜。人間界でもそうですが願いを叶えてあげたくなるのは前向きで素直で可愛い人、もちろんあちらでも同じ、「この子がこれだけ頑張ってるんだからいっちょ高みに上げてやっか」と会議で決まるわけです。
唯我独尊タイプの五黄も今月は「見られてる」と心して、できるだけ謙虚にひたむきに愛らしくお過ごしください。
大吉方位は北、北東、南、吉方位は南西って4つもあるんか。どの方位へ行っても神仏の注目度急上昇、ついでに人間界でもモテ運急上昇します。

★六白金星・・・「幸せ」っていうと「大金持ち」「地位と名声」みたいに思いがちですけどもスケールのデカい幸せを手に入れると面倒くさいですよー、維持するの。
じゃ維持にあんまりストレスのかからない幸せって何でしょう? はいそれは日々の衣食住にまつわる幸せ、ちょっと時間とお金と手間をかければ手に入るもの。たとえば古いリップはもう捨てて春の新色リップ買おう、いつもはコンビニ弁当だけど今日は家でチキンカレー作ろう、花瓶に万能ネギさして自給自足してるけど今日は誕生日だから黄色いチューリップさそう、そういうことです。
地味に幸運度上がりますよ、ウキウキワクワクして鼻歌が出ちゃいます。大仰な幸せは手から飛んでってはかなく消えがちですけども、ささやかな幸せなら確実に自力で叶えられます。その積み重ねでどんどん幸せのスケールが増していくのでぜひやってみてください。
六白は小さな幸せが周囲のあちこちに転がってます。目に見える物じゃなくて見えないもの・・・誰かの愛情とかやさしさとか思いやりもたくさん転がってる、実はそっちを拾ったほうがより大きな幸福感を感じられるかもしれません。
大吉方位は南、吉方位は北。幸せになるためのお金を増やしたいなら南、小さなことにも幸せを感じられる感性を磨きたいなら北へどうぞ。

★七赤金星・・・「もう朝の6時か、もっと眠りたいなあ」「掃除するのいやだな」「今日は雨が降ってるから仕事したくない」「確定申告がずっしり重い」。
ああ人生って面倒なことばかり、でもそれを乗り越えないともっと面倒なことになります。どうせやらなきゃいけないなら楽しくやりたい、だけど楽しいわけがない。
はいそんなあなたに目の前のハードルを乗り越えるコツをお教えしましょう、やり方は簡単、勢いつけてハードルをジャーンプ! するのではなく歩いてまたげばいいのです。普通にすたすた歩いて普通にまたぐ。
そのときのコツは「何も考えない」。「頑張ろう!」と気合い入れたり「これをこうしたら次はああして」とか色々考える前にまず動く。そうやってとりあえず流れに乗ってしまえばいいんです、気づいたときにはすでに朝の支度や掃除や仕事や確定申告が終わってます。これを「時間軸に乗る」と申します。
急な予定変更とか予期せぬアクシデントとかもあるかもですが案ずるより産むが易し、あんまり余計なこと考えずそのときそのときの流れに任せて普通に越えてみてください。時間はあなたを乗せて普通に前に進んでくれるから大丈夫です。
吉方位はなし。ないからといって別に運が悪いわけじゃない、緑のきれいな公園カフェとかで温かいカフェオレでも飲みながら好きにお過ごしください。

★八白土星・・・「こっちの靴は色が可愛いけど形が今ひとつ」「そっちは色がちょっと変だけど形がすごくきれい」。さあどっちにしましょう? ・・・残念ですがどっちを選んでもあなたはたぶん満足できないでしょう、どっちもどっちだからです。
「迷ったときは決断するな」と開運学では申します。ムリに決めると後悔しますから、とりあえず保留しといてもっといい靴との出会いを待ったほうがいいでしょう。
ただし時間制限があるときは別、「明日は勝負デート」というなら足を伸ばして他の店も廻るしかありません。しかしそういうときに限って見つからない、骨折り損のくたびれ儲けになりがちです。
へとへとになるまで店を回ってもいい靴が見つからないなら「その日は靴を買うな」ちゅうことです。代わりにたっぷりあんこの詰まった今川焼きでも買って帰ってのんびり風呂に浸かって下駄箱をじっくり検分したほうがいい答えが出るでしょうし、むしろなじんだ靴なら翌日のデートで足が痛くなることもありません。
八白は靴に限らず仕事や人間関係でどっちを選ぶかうんうん悩みそうな予感、そういうときはその場で答えを出さずいったん保留、待ったなしというなら従来路線のキープをおすすめします。
大吉方位は北東、吉方位は南西。おしゃれでカッコいい靴を見つけたいなら北東、歩きやすい靴を見つけたいなら南西へどうぞ。

★九紫火星・・・どんな栄養ドリンクよりどんな慰めの言葉よりずっとよく効く回復法があります。睡眠です。人間は寝ると心と身体が回復する、逆にあんまり寝ないでいると心身に疲労が溜まってもう何もかもどうでもよくなります。だから失恋したときとか大事なものをなくしたとき、悩んで疲れて消耗したときは寝るのが一番です。
そこで大事なのが寝具、体型に合った枕や寝心地のいい布団で寝ていますか。フィットしてないと地味に疲れて日中も頭がぼんやりしたり降りるはずの駅で寝過ごして寒風吹きすさぶホームの反対側で上り電車を延々待つことになります。
寝具は身体の保護や保温だけでなく、寝ている間に本人から排出される汚れたもの(目に見える、見えない問わず)を吸収してくれる道具でもありますから、とても重要です。古くてボロい寝具、せんべいのように薄くなった寝具、金縛りに遭ったり悪夢を見る寝具は即買い換えたほうがいいでしょう。
「人の運は寝具を見ればわかる」と開運学では申します。物のパワーは値段と比例するのでできるだけいいものを買うのが基本です。天気のいい日は日光に干し、カバーはできれば毎日洗濯するとずっとパワーを保ってくれます。
九紫のあなたも「何だか憂うつ」「寝ても寝ても寝足りない」「だるい、やる気が出ない」「迷いやミスが多い」というなら、寝具を替えてみてください。
吉方位はなし。近場の温泉&宿泊施設でマッサージやエステを受けたりぐっすり眠るとツキが上がります。

はい、こんな感じです。よく知られた桜の名所もにぎやかで楽しいですけど、近所でけなげに咲いてる桜を見に行くのもステキです。今月の開運スポットは「桜の咲くところ」。温かくなったり寒くなったりと不安定な季節ですが、風邪を引かないよう温かくしてお出かけください。

寝耳に水 2024年3月号


お嬢さま☆
春みたいに温かいかと思えば真冬なみにぐっと冷え込んだり、寒暖差が激しすぎて疲れるわ。この頭重感、肩こり、イライラ、憂うつ、ぐったり感は寒暖差疲労に違いないわ。
アントワーヌ★何でも病気っぽい名前をあてはめれば格好がつくとお思いですね、お嬢さまのは単なるぐうたらでございます。
お嬢さま☆違うもん! 自律神経が乱れた体調不良だもん! Temperature difference fatigueなんだもん!
アントワーヌ★英語にすればハクがつくとお思いですか。それより今日はいいお天気ですから、森へお散歩に出かけてはいかがですか。病気かしらきっと病気に違いないわなんてぐずぐず考えているヒマがあるなら身体を動かすことです、気をそらせますから。おすすめはお散歩、血流がよくなって内臓が温まり冷えが解消して自律神経が整ってまいります。小一時間も散歩すればお嬢さまの不調はリセットされるでしょう。
お嬢さま☆ぐぐぐ。
アントワーヌ★もしくはお掃除。身体を動かすということではお散歩と一緒ですがお部屋がきれいに片づいて一石二鳥でございます。
お嬢さま☆わかったわよ! 掃除は面倒くさいから散歩に行ってくる! 大黒猫のクロリンド、行くわよ! お供せいッ!
アントワーヌ★ちょいとお待ちください、その前にタロットをおめくりくださいまし。今日のおやつは春らしいイチゴと抹茶カステラのトライフル、生クリームと抹茶クリームをたっぷり重ねましょう。タロットが終わったら森で召し上がれるよう、熱々のお茶と一緒にバスケットに詰めておきましょう。
お嬢さま☆まいった! じゃあめくるわめくればいいんでしょう。
あれ? ん? カードをシャッフルしてたら頭重感がいつの間にか消えてる!
アントワーヌ★自分の内側でネガティブな想念が堂々巡りするときは気の矛先を変えて何か現実的なことに集中するといいのですよ。
お嬢さま☆ねえ! 味変用にビターな濃厚チョコレートソースも添えてちょうだい!
アントワーヌ★(ひとりごと)それだけ大声が出せれば大丈夫でございましょう。
承知いたしましたお嬢さま、ただ今お作りしますのでしばしお待ちくださいませ。(厨房へ急ぎ去る)
お嬢さま☆それでは今月もみなさんの運気を生まれ月別にタロットでチラ見してみましょう。

★1月生まれ・・・
「こうしたら絶対にこうなる」と明確に断言できるほど人生は単純じゃありません。現実が作り出される裏にはいろいろなからみというか伏線が張り巡らされているからです。目の前の一見単純に見える世界はいわば織り上げ中の布地の端に浮き出た世界、次の瞬間には違う模様に変形するかりそめの世界です。
なのでいいことをしたから即いいことが返ってくるとは限らないし、悪いことをしたから即不幸になるということもありません。具体的な模様が浮き上がるまでには少しタイムラグがあるのですね。
「頑張ったのに悪い目が出ても落ち込まないでください、それで終わりじゃありません」とカードが告げています。人生はよくも悪くも何が起こるかわからない、一過性の出来事であれこれ思い悩むより、もう少し様子をみていてください。

★2月生まれ・・・今までの習慣をやめるのって難しいですよね、特に悪習慣と呼ばれるやつ・・・甘いお菓子や炭水化物、遅寝遅起き、遅刻癖、無駄遣い、うんざりしつつも惰性で続けてる人間関係などはなかなかふんぎりがつきません。でも「いつかそのうち」なんて思ってるとそのいつかは永遠に訪れないでしょう。
「もうやめたいなあ」と思いながらずるずる続けていること、ありませんか。続けるメリットと続けないメリットを秤にかけて、どっちが自分の将来のためになるか考えてみてはいかがでしょう。
「やめるなら今がチャンスです」とカードが告げています。心細さや喪失感がしばらく続くでしょうが、それを越えてしばらくすると「前よりはるかにいいもの」が手に入るはずです。

★3月生まれ・・・3月には春のお彼岸があります。「お彼岸ウィークに起こることを無視するな」と開運学では申します、なぜならこの時期はご先祖のおわす西方浄土にこの世がぐっと近づくとき、つまり耳元で何かしらのメッセージを囁かれる可能性が高いからです。
予定をドタキャンされたり横やりが入ったりなんか今ひとつ気が乗らないなら「それやめとけ」の合図、何の支障もなくすんなり進展するなら「オッケーそのまま行ってよし」の合図、体調悪くて何もする気にならないなら「今までの生活習慣見直してみい」というご先祖からの合図とお考えください。
誕生日おめでとう3月生まれ、どんなメッセージを受け取るにせよ今月は自分セレブレーション(お祝い)月間と銘打って自分に何かごほうびあげてください。そして「今の自分があるのはご先祖さまのおかげ」「もっと幸せになるよう頑張りますのでこれからも見守ってください」と殊勝に手を合わせるとさらに強い追い風が吹き、運気曲線がワンオクターブ上がることと思います。

★4月生まれ・・・「日の出」という東のパワーに満ちる3月はやる気が上がる月。通常なら身も心もウキウキワクワクするのですが、それに反してだるい、やる気がない、シミしわたるみが増えて自分の顔に自信が持てないというなら冬の疲れが溜まってるのかもしれません。疲労が蓄積するとろくなことありませんからここらでちょっと骨休めしませんか。
とりあえずささっとパッキングしてぶうんと旅行に出かけ、広くてヌケ感のある源泉掛け流しの露天風呂で夕日を見ながら疲れを洗い流してはいかがでしょう。お風呂ですっきりしたあとはオールインクルーシブディナーで好きな物を好きなだけ食べたり飲んだり、部屋に戻ると窓の外の海に雨がしとしと降り注いでトゲトゲしてた心がまろやかになってきますと。テレビ見飽きたからもう寝よっかな、連泊だからまだ帰らなくていいンだもンねと。明朝のバイキングは名物のサバの干物これ早い者勝ち、負けるもんかと。
何かと多忙な4月生まれはちょっと時間作って人生を思いきりお楽しみください、今月の骨休めは思い出深い宝ものになるでしょう。

★5月生まれ・・・人間には百八つの煩悩がありまして、望みのものをひとつ手に入れたら次はそれ、それを手に入れたら今度はあれ・・・というように際限なく煩悩が巡ってきりがありません。
ああ生きるって大変、面倒、だけどよく考えてみるとそういった欲があるからこそ頑張れる、エネルギーが湧いてくる。つまり欲望って生きる源なのですね。
だから「私って強欲」とか「煩悩だらけで恥ずかしい」なんて思う必要ないですよ、欲深いイコール生きる意欲が強いということですから。
でも何でもかんでも手に入れればいいというものじゃない、手に入れないほうがいいものだってあります。判断のポイントは3つ、①それが手に入ったら自分は本当に幸せになれるか、②人に迷惑がかからないか、③手に入れたものをずっと維持できるか。
絶好調の5月生まれはお金も気力も体力も満ち満ちてますからその気になればほしいものをゲットできるでしょう。上記のポイントがすべてYESなら頑張って手に入れるべき、ただしひとつでもNoならやめといたほうがいいかもしれません。

★6月生まれ・・・古代中国の兵法書には36通りの戦法が記されています。その最後に「どうしてもダメなら逃げればいいじゃん、安全な場所でいったん体勢立て直してからまた戦えばいいンだから」というのがあります。「三十六計逃げるにしかず」ってやつですね。
これ今も立派に通用する戦いの知恵、自分の手に負えないトラブルや面倒事が起こったら卑怯といわれようが恥知らずとののしられようが逃げるのが一番、そのあとのことはあとで考える、命さえあればいっくらでも反撃して逆転勝ちするチャンスがあるからです。
さて今あなたが直面している戦いは・・・先のこと考えるとちょい不安だし憂うつですよね。戦いの原則は「なるべく短期で勝負をつける」「ときには常識はずれの奇策を試す」「ダメだこりゃと思ったらさっさとケツまくって逃げる」。時間かけて頑張り続けるほどダメージは大きくなりますから、その辺の見極めがここらでそろそろ必要かと思います。

★7月生まれ・・・「私にはもっと与えられていいはずなのに、何にも与えられていない」とグチをいう人ほど他人に何も与えていないものです。もらうことだけ考えて自分からは何も差し出しません。でも聖書には「与えよ、さらば与えられん」という言葉がありますし、「情けは人のためならず」とも古来申します。
ほらお店で「ここのお惣菜おいしいからついいつもたくさん買っちゃうんだよね」とニコニコしてると「いつもありがとう、これおまけ!」とお店の人が1個余分にコロッケ包んでくれたりするでしょう、そういうことです。
気前がよくて心根のいい7月生まれは普段の行いが巡り巡って帰ってくる、「えっ! 本当にいいの!?」と頬をつねりたくなるようなラッキーが舞い込む暗示です。いいンですよご自分が差し出した善意が地球を一周して戻ってきたんですから。どんなジャンルでどんなうれしいことがあるかはそのときのお楽しみ、逆に「うれしいこと全然ないんだけど」と口をとんがらせる人はこれからでも遅くないですから何かひとつ人が喜ぶことをしてみてください。わりと早めにリターンしてくるかと思います。

★8月生まれ・・・復縁とか焼けぼっくいに火が点くとかよくいいますけども、また同じことを繰り返すだけです。いったんご破算になった関係はいくら頑張っても修復は難しい、やっぱりダメかあとがっくり肩を落としてブランコきいきい揺らしながら夕日を見つめることになるでしょう。
「相手の欠点は見ないで長所だけ見ましょう」とか「発展性のある関係を築く努力をしましょう」とか「他人は変わらないので自分から変わりましょう」なんてよくいわれますが、それができるならとっくのとうにやってます。
「仲よくするのはいいこと」という優等生ルールがありますけども時と場合と相手による、ひとりぼっちにならないとわからないこともありますから、いたずらによりを戻そうなんて考えないほうがいいでしょう。
8月生まれは何となく心細くて古い知り合いに連絡したくなるかもですが、もしかするとその思いは一方通行かもしれません。それより部屋の掃除、特に古い写真や手紙や思い出の品を処分すると、もういいやというふんぎりと自立心が湧いてくることと思います。

★9月生まれ・・・神頼みのコツはお願いしたことを忘れることです。いえ夢自体は忘れなくていいのですが「いつ叶うだろう」「これだけお願いしたのだから絶対現実化するはず」「まだですか神さまこないだ御神酒と初穂料奉納したじゃないですか」と我欲、執着、打算が出てくるとそれが障害物になることがあるのです。
せっかく神さまが叶えようと力を貸してくれても煩悩だらけの心ではチャンスをうまくキャッチできませんし、神さまは神さまで過剰に期待されると「なんか重いからしばらく放っとくか」と思うでしょう。
神頼みのコツは的を絞って「自分なりに精いっぱい頑張りますのでどうぞ応援よろしくお願いします」「あとはよしなにお取り計らいください」とスカッとお願いして、あとは自分なりにまじめに努力することです。神さまはその姿を上から見て「けなげじゃん」と下界に蜘蛛の糸を垂らしてくださるのですね。
「あそこの神さまはちっともいうことを聞いてくれないから別の神さまンとこ行こう」もダメ、あっちの世界はつながってますから「パワスポジプシー」と評判落とすことになります。自分主体でできるところまで頑張りましょう。

★10月生まれ・・・7月生まれの欄で「与えよさらば与えられん」とお話ししましたけども、これ実は金運アップにも通じる奥義なんですね。ほらよくテレビとか週刊誌でコツコツ節約して100万円貯めましたとかって出るでしょう、でも買いたいものを買わないで我慢してるとストレス溜まりますし、運気の流れも停滞して金運の川が濁ってまいります。
加えてお金は厄払いの道具でもありますから、使わないでいると身も心もずしんと重くなるなどあんまりいいことありません。我慢して運を落とすより、たまにはパーッと使って運気を上げるほうが楽しいンじゃないでしょうか。
大事なのは「使う」と「貯める」のバランスです。自信のない人は家計簿つけましょう、「コンビニで余分なもの買いすぎてるな」「余ったお金で家族にケーキでも買おう」など何かと参考になるはずです。
「ちっともお金が貯まらない」という人は、もしかすると使わなすぎて流れが詰まり、逆にお金が入ってこなくなってるのかもしれません。この際ルミネとかで春のコートとか新色リップとかスパーンと新調してはいかがでしょう。

★11月生まれ・・・「踏まれた草にも花が咲く」って聞いたことありますか。どんな逆境に遭っても踏ん張って生きてればやがて花が咲きますよという意味です。ほらコンクリートの隙間から雑草が伸びてきれいな花をつけてるの見たことありませんか。
この世は不条理ですから楽しいうれしいことよりくやしいことハラ立つことのほうが断然多い、ああもうあんなやつ消えちゃえばいいのに、でもよく考えてみるといやな目に遭わないと人って成長できません。
悩んだときは大自然に行く、エネルギーもらえると同時にヒントが得られます。生きものがみんな上手にバランスよく共存してますよね、たまに枯れてる木もありますけど地面にばらまいた種子とか小鳥が運んだ種子がいつかどこかで芽を出すでしょうし、切り株から新しい芽が出ることもあります。
辛い目に遭ってますか? でもそれが刺激になってあなたの根は地面にしっかり食い込んでまいります。「踏ん張れ、自分」が開運の合い言葉です。やがてきれいな花が咲いて日の目を見ることと思います。

★12月生まれ・・・ひと昔前は「テレビばかり見てるとバカになる」とか「マンガばかり読んでるとバカになる」とよくいいました。今なら「スマホばかり見てると」でしょうか。電車に乗ってる人はほぼ全員スマホとにらめっこしてますし、カフェでお茶飲む人や公園でまったりする人もみんなスマホに釘付け、でもその人たち全員がバカかというとそんなことはないわけで、つかの間のうさ晴らしというか色々な情報を受発信できるおもちゃとして活用してるのですね。
ただこれが「いっときも手放せない」となると問題で、雑多な情報があれこれ脳に蓄積されてまいります。脳だって疲れますよね、しまいにゃ頭がぼんやりしたり重くなったり眼精疲労から頭痛がしたり、あるいはいらない情報が上書きされて「16時までにクライアントに企画書送らなくちゃ」が「今週土曜日は13時からマグロ解体ショー」に置き換わるなどあんまりいいことありません。
「その情報を受発信することは本当にあなたのためになりますか」とカードがたずねています。反射的に打っちゃうSNS、つい見ちゃう通販サイト、わかったようなわからないような時事解説、全然当たらない占いブログ(これじゃんか)。必要ないなと思ったらアイコン削除してスマホ画面をすっきりさせましょう。

・・・はい、こんな感じです。春はすぐそこ、重いコートを脱ぎ捨てて色とりどりのおしゃれを楽しめますよ、あなたは何色の花を咲かせるでしょうか。それでは今月も明るく元気に行ってらっしゃい!

2024年2月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。

暦の上では2月4日の立春から本格的な新年の幕開け、2024年の十干十二支は甲辰(きのえたつ)。甲は「木」を意味しますから「ものごとがすくすく発展する」「まいた種が芽を出しやすい」「正統派志向」「まっすぐ前向きな人が成功する」みたいな流れになるでしょう。

いっぽう辰は十二支で唯一架空の動物、ということは「奇跡が期待できる」「願いが天に届きやすい」「常識がくつがえされ、新常識が生まれる」などが予想されます。
ただし「辰」は「振(=揺さぶる)」、「震(=雷、もしくは揺れ動く)」にも通じますから、地震など天災に注意が必要です。大自然の現象は人間にはどうすることもできませんけども、せめて必要最低限の備蓄と家の補強を心がけ、できる範囲で備えておきましょう。
また「辰」は「農(農業)」「蜃(蜃気楼)」「娠(妊娠)」にも通じます。新しい農作物が話題になったり、バーチャルな世界がさらに進化発展したり、子宝に恵まれる人が一気に増える暗示です。
いいこともあれば悪いこともある、悪いことが起きたら次はいいことが起こる。世の中は陰と陽の繰り返しですから、どんなときも希望を持っていきましょう。

2月11日は建国記念の日、23日は天皇誕生日。17日からは伊勢神宮記念祭が始まります。国民的行事の日は「開運デー」ととらえ、もよりの神社で感謝と願いごとをすると辰=幸運の龍が力になってくれるでしょう。

全員に共通の凶方位は・・・ん? 外が何だか騒がしいな。ああそうでした、宇宙船寅卯号が先日帰還したのでしたね。きゃあきゃあわはははやっぱ地球も寒いんじゃんとうるさいくらいにぎやか、やっぱり寅卯の人たちって何があってもいつでもどこでも元気いっぱいです。
地球に戻ってきたからには煩悩欲望フルオープンでもうガツガツいっちゃってください、おまえの迷惑われ関せずなマイペースぶりと、忖度(そんたく)なんかしゃらくせえ私は私の道を行くという強気ッぷりが、萎えた周囲に「あんなんでいいんだ」と勇気と元気を与えるはずです。

・・・はいもとい全員に共通の凶方位は東、南西、西、北西。吉方位についてはそれぞれの星の欄をご参照ください。それでは2月4日〜3月4日までの九星別運気と吉方位、明るく元気にまいりましょう。寅卯天中殺グループのみなさんは張り切りすぎて転ばないようお気をつけください。

★一白水星・・・幸運をゲットするには条件が3つあります。①自分の心と身体に無理がない、②自分を取り巻く環境に追い風が吹いている、③これからやろうとすることのタイミングが時流に合っている。
これらがすべて揃えばこわいものなし、ワグナーのワルキューレが流れるなか敵を蹴散らしながら勢いよく進軍できるでしょう。直感の鋭い人なら「今だ!」とタイミングを察知してシュパッとスタートする、その結果わが世の春を迎えるわけです。
一白は今何となくそんな直感が働いてるような働いてないようなうーんどっちなんだと悩ましい気分ではないでしょうか、そういうときは強気に出ちゃだめ、まだ時期尚早だからです。あせらなくても今年はチャンスがバンバンバババンとあっちからやってくる、今月はもう少し我慢して今年1年の野望をゴリゴリ錬っていてください。
吉方位は北東、南東。人生は一回きりですから「ささやかな夢」じゃなくて「ドでかい夢」「壮大な夢」「地球圏を越えた夢」を持ちましょう、できるだけ大きな野望を描きたいなら北東、夢に向かう上昇気流に乗りたいなら南東へどうぞ。

★二黒土星・・・「親の因果が子に報い」と古来申しますけども、開運学では「親の運気が子に報い」と申します。親の運気は子どもに遺伝するのです。衣食住の環境がまず一緒ですし、価値観もそのまま受け継がれるからです。特にお金や人間関係、夫婦関係に関する価値観、端から聞いてるとえーそれ本当? な内容でも親子のつながりは濃いですから子どもは簡単に呑み込んでしまいます。
それをくつがえしてくれるのが友達や知り合いや職場の人つまり他人、忌憚のない言葉で固まった価値観をがっつり揉みほぐしてくれます。
2024年は周囲の人たちがあなたの価値観を「本当にそれでいいの?」と揉んでくれる暗示、いてててと感じることもあるかもですがそのぶん血流がよくなり視野が広がって成長できるでしょう。彼らの助言に素直に耳を傾けてみてください。
大吉方位は南、吉方位は北。価値観をスムーズに修正&上書きしたいなら南、揉まれてもしおれない心がほしいなら北へどうぞ。

★三碧木星・・・「ぺき子ちゃんこのプロジェクトの責任者になってくれないかな」「えームリムリ絶対ムリですー」。責任を引き受けるのって面倒、だって疲れるもん、貧乏くじ引くの絶対イヤ。ついそう思いがちですけども実は違う、自分の利益を考えず人のために時間と労力と気力を使うことは一見損するように思えて実は徳を養うことにつながるんですね。徳ってお金じゃ買えませんしなかなか養う機会もありませんから、もし周囲からリーダー役を頼まれたら引き受けてみてはいかがでしょう。
三碧は徳を養う1年になる暗示、特に今月もたらされる案件はじゃけんにしちゃだめ、一回断ると二度目三度目以降どんどん責任のハードルが上がってきますから、最初にきた話を練習問題と思って取り組んでみてください。
徳が身につくと何のメリットがあるかって? はい「徳は高貴な香りを放つ」と古来申します、あっあの人できる、大きい、ふところ深いとわかる人にはわかってもらえ、生きる次元をグイッと引っ張り上げてもらえます。
吉方位は北、南東、南。心の次元を高めたいなら北、人から信頼されたいなら南東、試練を乗り越える知恵と知識がほしいなら南へどうぞ。

★四緑木星・・・「辰年は奇跡が起こりやすい」「夢が叶いやすい」と最初に述べましたけども、それを真っ先に実感しやすいのは神仏から愛される人ではないでしょうか。
どういう人かというと今年の十干「甲(きのえ)」みたいな人、つまり「まっすぐで正直」「素直」「夢がある」「常に上向きで明るいほうに顔を向けている」「自立してる」「辛いことがあっても顔に出さない」「黙々と努力する」タイプですね。
自分が1本の木になった姿をイメージしてみてください、光や雨や風から刺激を受け、大地から栄養を吸い上げて伸びていく。そうやって目に見えるもの見えないもの問わずじわじわ吸収しながら成長する。そういう姿勢でいくと今年は成功しやすいかと思います。
その筆頭が四緑のあなた、はい2024年は調子いいですよ、ぐんぐん伸びて視点が上がり今まで見えなかった世界も見えるようになります。ああこういうことだったのかという気づきと具体的にも得るものが多くなる、すばらしい年になりそうです。今月はその前ぶれというか予兆を体験できるでしょう。
吉方位は北、南。心に愛を満たしたいなら北、現世利益を求めるなら南へどうぞ。

★五黄土星・・・「この世は修行の場」という考え方もあれば「この世は楽しいところ」という真逆の考え方もあります。どっちを選ぶかは本人しだいですが、多いのはたぶん前者でしょう。でも考え方ひとつなんですよね、「ああ苦しい」だけで思考停止するとたしかにこの世って辛いところですけども、「苦しいけどこれを乗り越えれば楽しくなるに違いない」と思考転換すると苦が苦じゃなくなってきます。ほら筋トレみたいなもんで、最初は辛いけど毎日続けてうっすら筋肉がついてくると「苦しみの先には喜びがある」ってわかってくるでしょう、そういうことです。
五黄は去年の努力がそろそろ実る、「頑張ってりゃいいことあるってホントだな」と実感できるうれしく楽しい年になるでしょう。こういう流れのときは眉間にしわ寄せて頑張るより力を抜いて楽しんだほうがトク、いいじゃないですかたまには遊んだって。気の合う人とおいしいもの食べて好きな服買ってどこまで幸せになれるか試してみてください。物を買うときは今までより上ランクを狙うのがキモです。
大吉方位は北東、南、吉方位は北、南東。辛い人生から楽しい人生にクルッと変換したいなら北東か北、クルッとイメチェンしたいなら南、よくない人を遠ざけていい人だけ引き寄せたいなら南東へどうぞ。

★六白金星・・・何があっても動じない自分という核(コア)を中心として、その外側にあるものはすべて時間の流れとともに変化していきます。まず外見がそうですね、黒髪はやがて白髪になり、皮膚や内臓は重力に逆らえず、ピントの合っていた目はぼんやりし始め、キレキレだった動きは徐々に緩慢になってまいります。ものの考え方も食べ物や衣服の好みももちろん変わってくる、外から内から熟成していくのですね。
熟成できずに腐敗することもあります。「ずっと若くいたい」「年なんか取りたくない」と若いときの表皮にしがみついてると、脱皮できずに腐ってしまいます。
六白は今年変化の年、あなたを取り巻く環境が変わる暗示です。環境から尻を叩かれる前に自分から変えちゃったほうがラクだしトクです。引っ越し、イメチェン、価値観や人間関係や時間の過ごし方など、理想型に近づくようにできるだけ大きく変えてみてください。自分からひと皮むくことで人間的な柔らかさが増し、うまみ・風味・栄養価が格段にアップすることと思います。
大吉方位は北、吉方位は南。腐っちゃいそうな自分から脱皮したいなら北、コクとキレを増したいなら南へどうぞ。

★七赤金星・・・「美しい人とはどんな人か」の答えは千差万別、価値基準は人それぞれですけども、開運学では「美しい人=光り輝く人」と定義します。これ年齢や性別、顔の造作、身長・体重などは関係ありません。
明るく清らかな光を放つには源泉である自分がまず清らかじゃないとだめ、源泉が濁ってるときれいな光を放てません。じゃあどうすれば清らかになるかというと「身体を清潔に保つ」「清潔な衣服を身につける」「家に汚れを溜めない」「思いを溜めずにとうとうと流す」「きれいな言葉を使う」などが挙げられます。
自分から光を放つといいことたくさんありますよー、まず周囲の邪念をシャキーンとはね返すことができますし、神社仏閣を参拝したとき神仏にいち早く見つけてもらえます。ご自分の美しさに今ひとつ自信が持てないなら、髪、肌にツヤを出したり爪を磨いたり額にハイライトを入れたり光るアクセサリーを身につけるなど、外見をキラキラ光らせるだけでもけっこう違ってきます。
七赤の今年の合い言葉は「光ってなんぼ」。暗くて地味だとツキが落ちます、幸せは光に寄ってきますからできるだけ明るい光を放ち、幸運をたくさん引き寄せましょう。
大吉方位は北東、吉方位は南東。ラメでグリッターな自分になりたいなら北東、ホログラムでスパンコールな自分になりたいなら南東へどうぞって両者の違いは何なのか。とにかく発光したいなら北東か南東へどうぞ。

★八白土星・・・自分を信じることも大切ですが、自分を信じ過ぎないことも大切です。「わたし間違ってないもン」だと間違える危険があり、「わたし間違ってないだろうか」は危険を回避できるからです。
特に仕事など大事な案件に関しては、自分が思い込んでる約束の時間や待ち合わせ場所、金額、契約内容を事前に疑ってみることをおすすめします。プライベートでも同じ、「これ言っちゃっていいかな、でも相手はどう思うだろう」「この投稿はセーフかアウトか」「新品のシャネルのスーツ着て動物園に行ってもOKだろうか」とまず自分を疑い、いかん、まずい、墓穴掘ると思ったら誤りを修正しましょう。
八白は自分を信じて勇猛果敢に進むタイプですけども、今年は見込み違い、計算違いに注意してください。そもそも人って自分の見たいものしか見ない、本当は見えてるのにあえて視界から消し去る習性を持っています。特に今月は突発的なアクシデントというか肩すかしに注意、それはもとをたどれば自分の不注意もしくは期待しすぎが原因かもしれません。
吉方位は南東。人間関係のミスを防ぎたいなら南東へどうぞ。

★九紫火星・・・「これイヤだな、いつまで続くのかなあ」。納得できないこと、割り切れないことをずっと抱え続けるのって辛いですよね、この先もずーーーっとそれが続くのかと思うと病みそうになります。でも世の中に「不変」はありません、形あるものもないものもいつか必ず変わっていく、変わらないのは地球の自転公転とか太陽の運行とか四季の移り変わりなど大自然だけ、大自然のリズムが奏でる五線譜の上で私たちは踊っているのですね。
明るく楽しい曲調になるか暗く沈鬱な曲調になるかは神のみそ汁もとい神のみぞ知るですが、重苦しい旋律がイヤなら自分で転調することも可能です。ほら人間の運命って宿命と運命の二本立て、宿命は変えられないけど運命は変えられる、つまり自ら転調すればいいのです。
九紫の去年のBGMは少しばかり憂うつで重めの短調でした、でも今年は明るく軽い長調に変わります。ひとり反省会はもうしなくていい、すべて水に流しちゃえ、だって取るに足らないことだもん。それより自分の今後に期待して素直に流れに乗ることです。
今月から徐々にテンポが速くなりますよ、ノリがよくなってきます。景気づけに部屋で季節はずれの盆踊りを踊ってもいいでしょう。
大吉方位は南東。マライアみたいに伸びやかな高音を奏でたいなら南東へどうぞ。

・・・はい、こんな感じです。立春を過ぎたとはいえまだまだ寒いので、風邪など引かないようご注意ください。そういえば14日はバレンタインデー、出陣する方も多いでしょう、各位のご武運を祈る。
辰巳グループの人たちは何となく地に足の着いてない感じしませんか、周囲を見渡してみてください、あなた宇宙船に乗っていませんか。これから2年間、みなさんは壮大な宇宙を旅することになっています。ご自身の生き方を見つめ直す大切な期間ですから・・・ってあーあ人の話なんか聞かずに船外脱出して地球行っちゃった、すぐ引き戻されるのになあ。まあいいか、そのうちわかるでしょう。
というわけで今年もピンキーズアイをどうぞよろしくお願いいたします。希望と喜びに満ちた1年になりますように。

寝耳に水 2024年2月号

お嬢さま☆新年が明けたと思ったら地震とか事故とか不祥事とかのっけからいや〜んなことばかりで萎え〜ん。
アントワーヌ★天災や人間界のいざこざは今に始まったことじゃございませんよ、お嬢さまが考えても仕方のないことです。くよくよして世の中がよくなるわけじゃなし、それぞれの持ち場でやるべきことをやりながら前に進むだけです。
加えて1月は丑の月、2月は寅の月。丑寅といえば・・・
お嬢さま☆鬼門の方角!
アントワーヌ★さよう、年の初めは鬼門月が続きます。鬼門を時刻に置き換えますと午前1時から5時までの間、これは真っ暗闇から一条の日の光が射してくる時間帯、よくも悪くもものごとがパッと変化しやすいのです。予期せぬことが起こりがちですから、この2カ月は気を引き締めて過ごさねばなりません。
ああだのにお嬢さまったらダラダラダラダラ毎日食っちゃ寝でご覧くださいこのお部屋のていたらく、去年投げ捨てたみかんの皮が乾燥して今や陳皮状態、焼き芋の食べ残しが干し芋状態、余ったピザの皮がタコス状態になっております。
お嬢さま☆それはそれでおいしそうじゃないの! 大丈夫よあとで一気に片づけるから。それよりお腹が空いた、腹が減っては戦ができないわ。
アントワーヌ★では今月はバレンタインデーにちなんでカカオの香りが香ばしいビターなスポンジに濃厚ベルギーチョコレートを何層にもサンド&コーティングしたケーキを作りましょう、砕いたナッツをぱらぱらトッピングして。
お嬢さま☆あつあつのジャスミンティーもたっぷり添えてね! ああ楽しみ、では今月もみなさんの運気を生まれ月別にタロットでチラ見してみましょう。

★1月生まれ・・・人生で描く夢はあきらめた時点で終了となります。脳裏から消えると念が働かなくなるからです。意識してるうちは念が働きますから、「いい人と結婚したい」「スキルを身につけてランクアップしたい」「世界を旅する資金が欲しい」みたいな夢があるなら、ずっと思い続けることです。多少のミスや失敗であきらめちゃダメなんですね。
難しいことは何もない、「きっとできる!」「いつかこの夢果たす!」と自分に暗示をかけてるうち、夢のほうから自分にすり寄ってきます。自分を信じてもうちょい頑張ってみてください。

★2月生まれ・・・何か辛いことがあると「ああ自分はなんて運が悪いんだろう」なんてつい悲観的になりがちですけども、意外にもそれって幸せになるチャンスだったりします。たとえば恋人と疎遠になったら「その人じゃないよ」ということ、体調崩したら「ちょっと休んで日々の暮らしを見直したらいいじゃん」ということ、仕事がうまくいかないなら「今までのやり方間違ってない?」というお告げというかメッセージととらえるのです。
そこを踏ん張って通過すると今以上の幸せが手に入る、根性出して乗り越えた先には以前よりもっと明るく澄んだ世界に出られることになっています。

★3月生まれ・・・理性と感情、どっちを優先して生きていますか。「私は感情の赴くまま自由に生きる!」なんていっとると必ずつまずくのでお気をつけください。職場ではもちろんプライベートでも感情をぐいぐい発揮すると周囲から引かれますし、生活も乱れてきます。
どうしても感情がまさる人は早寝早起きの規則正しい生活をするといい、するといやでも理性が働くようになります。そっか、じゃ今まで朝9時起きだったけどこれからは8時半に起きてみるかじゃ甘い、3〜4時間早めて寅の刻か卯の刻に起きてみてください。理性筋が鍛えられて心が安定し、地に足の着いた人生が送れるようになります。

★4月生まれ・・・人間の快不快の感情は原始時代からほぼ変わりません。ということは古来伝わる慣習や言い伝えの多くは今も立派に通用するということ、いわゆる「先人の知恵」というやつです。時代の流れでスタイルは変化しても冠婚葬祭の意義は変わりませんし、「人の嫌がることをしない」はこの先も不変の人間関係のルールでしょうし、古来伝わる暦や開運学もおろそかにできません。
「お前その日は仏滅だしそっちは五黄殺だから結婚式はもうちょいずらしたほうがいいんじゃないのかい」「ンもうおばあちゃんたら古い古い、もうそんな時代じゃないよ」なんてナメとると痛い目に遭ったりします。重要な案件ほど昔ながらの智恵と知識がものをいう、ここはばあちゃんのいうことに素直に従っとくことをおすすめします。

★5月生まれ・・・「この子見どころあるからちょっと鍛えてみよっか」と神仏から千尋(せんじん)の谷につき落とされることがあります。ここ読んでるあなたがもし今ちょうど辛い目に遭ってるなら、そのパターンかもしれません。
谷底から這い上がるコツをお教えしましょう、簡単です。人にやさしくすればいいのです。名前呼ばれたらにっこり返事する、特に理由はなくても上機嫌でいる、「ありがとう」「ごめんなさい」を口に出す、自分のやるべきことをちゃんとやる、お世話になったら感謝の気持ちを形にする、できる範囲で人助けする。
小さいことをコツコツ続けるうち身体がふわりと持ち上がり、気づいたときにはすとんと地上に戻ってるはずです。

★6月生まれ・・・新しい環境に行った先で「ねぇ〜ンうふふ仲よくしな〜い?」と迫られたことありませんか。それ要注意、「急接近してくるやつにはもくろみがある」と開運学では申します。何か理由があるならいざ知らず、理由もないのに誰かが「何となく」あなたに近づいてくることはほぼありません。たぶん自分の配下に引き入れたいか、金銭目的か、誰も相手にしてくれなくて寂しいか、情報を聞き出して周囲に広めたいかのどれかでしょう。
そういう場合は笑顔をキープしたままそれとなく距離を離す、ぴったりくっついてくるなら咳やくしゃみを連発してなんかゾクゾクする風邪引いたかなあと独り言つぶやくといいでしょう。

★7月生まれ・・・勝ち目のない勝負をするとき「もう当たって砕けろだ!」「勝負は時(とき)の運!」「自分には強い守護霊がついてるから大丈夫!」なんて捨て身で臨むと、ほぼ100%あ〜あな結果に終わります。運や超常的な要素も大切かもですけどまずは実力がないと絶対に勝てません。ライバルと同レベルの実力がついてなきゃ勝負にならないンですね。
あなたが今直面している戦いははたしてうまくいくでしょうか? 人ってどうしても自分に甘くなりがちですから「きっと大丈夫だろう」なんて勝手に考えがちですけども、それだとたぶん負けるでしょう。実力は十分あると自分では思っていても、もう一度色々な角度から足りないところをチェックしてみてください。意外に隙があるもんです。

★8月生まれ・・・子どもは何でも白黒はっきりつけたがりますが、大人の世界ではそうもいきません。グレーの保管箱にひとまず入れて折を見て白か黒の箱に放り込む、もしくはグレーのまま永久保存するのが普通です。ほらたとえば苦手な人と相対するとき、表情に白黒つけると角が立つでしょう、なのでポーカーフェイスもしくはうっすら微笑んでグレーの煙幕張るわけです。このとき必要なのは経験値と計算能力と理性、これらのレベルが高くなるほど世渡りがうまくなります。
8月生まれは仕事もしくはプライベートでちょい複雑な案件が勃発するかもしれません。白、黒、グレー、どの保管箱に入れるのが賢いか、見た目に惑わされずよーく考えて慎重に判断してください。

★9月生まれ・・・センチメンタルな感情にどっぷり浸りながら生きるのってわりと危ういです。なぜなら感情や想念には形がないのできりがない、日々想念ばかり追ってると頭でっかちになって動けなくなる、しまいには想念の檻に閉じ込められてそこから出られなくなってしまいます。心の中に思い浮かべる想念つまり「思い」は「重い」に通じるのですね。
じゃそういう傾向が強い人はどうすればいいかというと動く、どんどん身体を使えばいいのです。修行中のお坊さんって想念使う以外の時間は掃除とか料理とか色々身体動かしてるでしょう、バランス取ってるわけです。俗人の私たちも考えすぎてもう疲れちゃったというときは散歩して足の裏から想念を大地に解き放つ、もしくは家を掃除してよけいな思いを祓い清めることです。最近よく眠れないというならくたくたになるまで歩くもしくは働く、ぐっすり眠れば頭の中をリセット&リフレッシュできます。

★10月生まれ・・・「何のために生まれてきたのかわからない」という人は少なくありません、でも答えははっきりしてます。「人の役に立つため」です。仕事ひとすじでも趣味ひとすじでも家族やペットをゆるゆる世話するでも何でもいいのですが、最終的には「あの人よく働いてくれて助かる」「あの人すてき、あの人みたいになりたい」「お母さんちょっとヌケたとこあるけどいつもありがとう」など何かしら誰かの役に立ってるはずです。「人助け」なんてたいそうな目標なんか掲げなくたって、ただ生きてるだけでよくも悪くも誰かのためになってるので自信を持っていいのです。
私が生きるのは別に人のためじゃない、自分のためだもんなんて肩すくめなくて大丈夫、頑張って生きるあなたを見てかわいいなと心和む人、勇気づけられる人、参考やお手本にする人、励まされる人は必ずいます。自信を持ってお進みください。

★11月生まれ・・・交渉したことありますか。交渉とは誰かと話し合って着地点を見つけ、お互いに合意することです。このときのコツは「感情的にならない」「最新情報をあらかじめつかんでおく」「お互いが利益を得られるようにする」「安易に下手に出ない」「かといって上から目線もNG」「自分の意見に固執せず、その場の空気を読んで臨機応変に対応する」。
難しそうですけどみんな日常的にやってることです、「ちょっと高いわねえあっちのお店のほうが安かったわよ、コロッケと唐揚げとマカロニサラダどーんとまとめ買いするからちょっと負けてくれたら助かるわあ、おたく味は間違いないから」「負けた奥さんうまいなあ、町内一のネゴシエーター! おまけにアメリカンドッグもつけちゃうよ!」みたいなことですね。
「大丈夫、あなたは相手をちゃんと説得できます。話し合いの結果、最高の結果が出るでしょう」とカードが告げています。気合い入れて頑張れ。

★12月生まれ・・・SNSで誰もが自分の意見をいつでもどこでも自由に発信する時代になりました。言いたいことを言ってすっきりできる反面、その発言が世間にさらされて是非を問われることになり、うっかりヘンなこというと叩かれたり炎上したりします。便利と面倒って背中合わせなのですね。
あなたもラインやメール、X、インスタなど日々活用してることと思いますが、ビジネスは別として、プライベートではあんまりのめり込まないことです。感情がほとばしるまま、あるいは裏を取らないまま送信するとあとが厄介、一度放った発言はもう撤回できません。
「これを読んだら相手はどう思うか」「誤字脱字はないか」「この情報、間違ってないか」などをチェックしたのち、少し寝かしてから送信ボタンを押しましょう。万が一のトラブルを避けたいなら、重要なことはネットじゃなくてじかに話すことです。

・・・はい、こんな感じです。今月は予期せぬアクシデントに気をつけて、心と時間と財布にゆとりを持っていきましょう。それでは今月も明るく楽しく行ってらっしゃい!

2024年1月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

令和6年は甲辰(きのえたつ)の年、十二支の中で辰=龍だけが架空の動物です。龍は天と地を結んで縦横無尽に飛び回り、天界からのメッセージを人間に届けたり、逆に人間のお願いを天界に伝えたりするとされています。
てことはつまり2024年は夢や願いごとが叶いやすい年ということ、加えて十干が甲=木ですから頑張ってコツコツ水やりすればすくすく芽が伸びて枝葉を広げ、やがて豊かな実をつけるという意味もあります。
今年、あなたはどんな木を植えますか? 植えない人はそもそも実が手に入らないけど、植えた人は大なり小なり何かしらの「実入り」があることでしょう。

元日から大きな揺れに見舞われてヒヤッとした人も少なくないでしょうが、別に誰も悪いことしたわけじゃないし、終わりの始まりでもありません。被災者の方に頑張れとエールを送りつつ、無事な人はそれぞれの場で気持ちを切り替えて強く明るくいきましょう。

1月18日から2月3日の節分までは冬土用。1年で最も寒さが厳しく体調を崩しやすいときですから、保温に気をつけてゆったり過ごしましょう。

全員に共通の凶方位は南東、南西、西、北西。それでは1月6日〜2月3日までの九星別運気と吉方位、張り切ってまいりましょう。

★一白水星・・・新年明けたからといって運気がキュウリもとい急に切り替わるわけじゃない、2月3日の節分まで1月中はまだ2023年の流れを引きずっています。世の中的にも個人的にも癸卯(みずのとう)の年に燃焼しきれなかったものが何かのはずみでいきなり発火したりあるいはちゃんと燃えずに不完全燃焼を起こしたりする、つまり予期せぬアクシデントが多くなりがちですのでお気をつけください。
また年の変わり目は鬼がわらわら出やすいとき、ほら北東の夜明けタイムのことを「鬼門」っていうでしょう、念のため初詣まだの人は参拝しときましょう。
一白は今まで頭抑えつけられてる感があったかもですがそれも今月まで、節分以降は目の上のたんこぶがスカッと消えて視界が明るくなってくるでしょう。
先ほど述べたように今月は「イタチの最後っ屁」に気をつければ、徐々に「おっ晴れてきた!」感があるはずです。まだまだ捨てたもんじゃない、私の人生これからじゃんと心から思える1カ月になるでしょう。
吉方位は東。今までのことをチャラにして気持ちと運気を一新したいなら東へどうぞ。

★二黒土星・・・「運気が上がる前には1回しゃがむ」という開運学の法則があります。持ち前のバネを最大限効かすにはぎゅぎゅっと押し縮めないといけない、そうすれば弾性のはね返りでより高くジャンプできるというわけです。
たとえば人生の前半は貧乏だったけど後半に入ってからお金持ちになったとか、学生時代は人間関係苦手だったけど社会に出てからわりと楽しくなったとか、幼少期は病弱だったけど社会人になったら風邪ひとつ引かないとか、悲しい失恋を味わったけどその後いい人と巡り会って結婚できたとか、昔はどの服もきつかったけど今はすっきり9号サイズが入るとか。たぶん「こんな状況に甘んじてる自分がいや」と無意識のうちに思い、修正しよう修正しようという強いベクトルが働くのではないでしょうか。
二黒は今月いったん縮むかもしれませんけどもいいんですよそれで、今縮んどかないと立春以降受け取ることになってる幸運に手が届きませんから。「これは一過性のプロセスである」と心して乗り越えてください。
大吉方位は北東。辛いことを辛いと感じない脳天気さがほしいなら北東へどうぞ。

★三碧木星・・・親との関係にストレスを感じている人は決して少なくありません。一見仲よさげに見えても内心では幾度となく苦虫をかみつぶしてたりします。
一番いいのは「親子とはそういうもの」と割り切って子どものほうから早めに心理的&物理的距離を取る、ほら親はこの先固まるいっぽうだけど子どもは柔軟性ありますから。うるさくいわれるのがいやなら一刻も早く家を出て自活すればいいのです。
んで年頃になったら自分の家族を作る、親は選べませんけども伴侶は自由に選べますから、縁があったら結婚すればいいわけです。長い人生最終的に味方してくれるのは親でも友達でもなく伴侶、ただし相手と信頼関係を築けたらの話ですけども。
三碧は人間関係に恵まれる暗示、特に結婚運が盛り上がってますので独身者はこのチャンスを逃さないことです。すでに結婚してる人は伴侶と相互理解を深めるチャンス、あんた芋の煮っ転がし好きやったん、苦手いうてたやん。何いうとる大好物やでえ特にお前が炊いた煮物は天下一品や。そないな会話がはずむ1ヶ月になりそうな予感です。
吉方位は北、東、南。煮物の腕前上げたいなら北、結婚相手候補探したいなら東、子宝運を上げたいなら南へどうぞ。

★四緑木星・・・どんだけお金持ってても人間関係がよくても商売が大繁盛してても健康じゃなければ幸福感を感じられません。つまり人間大切なのはお金や愛や仕事じゃなくてまずは心と身体の健康なのですね。
年末年始はあちこちせき合戦、風邪やインフルやコロナ引いた人も多いようですが早く治しましょう、ずるずる長引かせると気力体力と時間とお金を損します。
じゃあどうやって治すのか。はい病(やまい)は気からと申します、病院で診てもらったあとはもう気合い、「治る!」と自分で自分にカツ入れるしかありません。
前年からのストレスが腹八分目以上溜まってる四緑はご用心、それ放っとくと心の風邪が身体の風邪につながる恐れ、すでにくしゃみ連発してる人は先ほど申しましたように「治る!」と自分にいい聞かせましょう。それはベホマズンの呪文、その瞬間から心に気血水が通いスカコーンとリフレッシュできるはずです。
吉方位は北、北東、南。魔力の精度を上げたいなら北か北東、心の乾布摩擦は南へどうぞ。

★五黄土星・・・人間関係のキモは「期待はしても頼らない」ことです。同僚や友達はもちろん親兄弟も子も伴侶も同じ、全体重かけて頼ると「重い!」と不意に肩すかしされることがあるので気をつけましょう。
「斉藤さんチキン揚げといてって頼んどいたのになんでこれらまだナマのままなん?」「あー堪忍してくださいなんや急に具合悪くなってしもて、さしこみちゅうやつかなあはいわたしも年やから。ほんま申しわけありませんでした、じゃ今日はこれで失礼しますー」。しおらしくあやまられたらもう怒れません、仕方ないので自分でフライヤーに火を入れてくそいそがしいのにチキンちまちま揚げるわけですね。相手に期待しないで最初から自分でやったほうがよかったかもしれません。
五黄は人間関係いいですよ、もう絶好調です。でもこういうときこそ自立心が大事、どんなに相手が「何でもいってくださいね〜」とにこにこ微笑んでもうのみにしない、自分でできることはさっさと自分でやりましょう。
大吉方位は北、北東、吉方位は東、南。大量の唐揚げを手早く揚げる知恵とスキルがほしいなら北か北東、自立心を養いたいなら東、斉藤さんを許す心の度量がほしいなら南へどうぞ。

★六白金星・・・2024年は夢の種をまいて大きく育てる年。空中を飛び回る辰=龍があなたの植えた木の成長を「頑張れ、頑張れ」と促してくれますから、種をまかないでいるよりまいたほうが絶対にいいのです。引っ越し、不動産購入、転職、資格取得、結婚など「今年こそはやってみよう、やってみたい」ということがあるならぜひチャレンジ、わりといい結果が出て来年(2025年・乙巳)以降につながっていくはずです。
「何もないおだやかな人生が一番いい」という考えがもはや時代遅れなのはご承知の通り、そもそも何もないわけありませんし、昨今はいつなんどき予期せぬアクシデントに見舞われるかわかりません。じゃあ見舞われる前に自分から好きに変化してエネルギー燃焼させちゃおうじゃんというのが開運学の考え方です。
今月頭に浮かんだ夢や希望は無視しない、特に六白は今後の人生に大きく関わってくる可能性ありですから「無理に決まってる」なんて却下しちゃだめ、だめもとでいいからとりあえずスタートさせるといいでしょう。
大吉方位は南、吉方位は北、北東。夢を夢で終わらせない胆力がほしいなら南、夢を実現させるスキルや知識がほしいなら北、北東へどうぞ。

★七赤金星・・・靴って何のために履くかご存知ですか、はい幸せの国に自分の身体を運んでもらうためですね。気づいてない人もいるかもですが、靴には「汚れた地面から足の裏を保護する」「自分の立ち位置つまり地位を表現する」「おしゃれの総仕上げ」などのほかに「それを履く人の運気を左右する」という重要な役目も持ちます。
ここでちょっと今履いてる靴を見てみてください、汚れていませんか。それ厄がついてるんですね。または型崩れしてる、かかとがすり減ってる、自分のサイズに合ってないというならたぶんその靴はあなたを幸せにしてくれません。
運のない靴を履くのは「どうぞ私を不幸の国へ連れてって」と宣言してるようなもの、さらに人は足もとでその人の格を判断しますから、特にビジネスの場や初めて彼氏の家に行くときにぺらぺらのやっすい靴を履いとると「あかん」と拒否されてしまいます。春のコートやデパコスの新色リップ買うのもいいれけど、幸せになりたいならまずは靴を新調してはいかがでしょう。
大吉方位は南、吉方位は北、東。すてきな靴と運命の出会いをしたいなら南、靴のお手入れを面倒くさがらない自分になりたいなら北か東へどうぞ。

★八白土星・・・2024年立春から新しい運気の波がドッパァーーンと押し寄せます。宇宙の中央に座するは三碧木星、三碧の象意は「雷」、どういうことかというと実体のないものにみんなが右往左往しやすいということ、ほら雷が鳴り響くとみんな逃げ回るでしょう、んでしばらくしてからああこわかったねえと胸をなで下ろすわけです。
具体的に気をつけたいのは情報面、ネットのいかにもなフェイクニュースに大勢の人がだまされたり、甘い儲け話につい乗ってしまったり、あるいは一見正論をぶちかます「正義派」に扇動されてお金と時間を搾取されるみたいな事件が増えるかもしれません。実体の見えない人が書いてるネットニュースは「フィクション」(つくりもの)と最初から距離取っといたほうが安全です。
じゃあ何を信じればいいのかというと、自分自身のカンと経験値と信用できる人間関係です。八白は今月それらのすべてに追い風が吹く、特に親しい仲間とのカフェやランチ会で耳に入ってくる情報はあなたの将来に役立つでしょう。
大吉方位は北東。フェイクかそうじゃないかを判断する直感を磨きたいなら北東へどうぞ。

★九紫火星・・・「2024年は三碧の年」と前の欄で述べましたけども、じゃあこの年は何をすれば運気が上がるのか。はい開運のキーワードは「何かをスタートさせる」「歌をうたう」「大声で笑う」「友達としゃべる」「楽器を演奏する」「流行りの服を着たり髪型にチャレンジする」「最新型のパソコンやスマホを手に入れて何かを発信する」、つまり体内に溜まってるエネルギーを何らかの形で自発的に発散するといいのですね。何かに打ち込むとつまんないこと考えずに済みます。
そうそう本物の木を植えるのもいいでしょう、庭がない人は盆栽や観葉植物を室内に置くだけでもOK、幸せのよりしろ(止まり木)になってくれますし、あなたの運気をビシッと支えてくれます。
全員のラッキーカラーはグリーンや青緑。みずみずしく若々しい葉っぱの色もいいでしょう。自分の背骨を伝って1本の木が天に向かってすくすく伸び、顔周りや腕や指先にエメラルド、翡翠、ペリドットなど美しい大粒の宝石が次々に実っていくイメージでいきましょう。リアルの宝石を身につけるのもおすすめの開運法です。
九紫は今月から運気の潮目が変わります。しとしとぴっちゃんのさぶい航海から太陽さんさんの航海に変わりますから、その流れを引き込むためにも明るくド派手にイメチェンしてください。
大吉方位は東。宝石たくさんほしい! という欲張りさんは東へどうぞ。

・・・はい、今年もこんな感じです。2024年もあなたの一日一日がキラキラ美しく光り輝きますように。風邪に気をつけて、元気にお過ごしください。Good Luck、Thank You。

寝耳に水・2024年1月号


アントワーヌ★
お嬢さま、いよいよ新年でございます。2024年の夢は何ですか?
お嬢さま☆干し芋を貼り合わせたコートを着て帆立貝柱をつなげたネックレスとブレスレットと指輪をつけて羅臼昆布で作ったバッグを持って全国のスイーツ激戦区をそぞろ歩き、夜はチョコレートのバスタブにじっくり浸かってホットケーキの布団でぐっすり眠ることよ!
アントワーヌ★やはり食べることですか。ほかにやりたいことはないのですか。
お嬢さま☆そうねえ黒猫のクロリンドにまたがって世界中を旅しながら食べ歩く、あちこちの神社仏閣を探訪して門前町を食べ歩く、博物館に行ってカフェで企画展にちなんだケーキを食べまくる、化けもの仲間と闇鍋つつくのもすてきね、レクター博士が手みやげ持って来るときは特に盛り上がるわ。
アントワーヌ★例年と寸分違わずまったく同じ内容ですがまあいいでしょう、それでお嬢さまが幸せを感じられるのなら。趣味ではなくお仕事の夢はないのですか。
お嬢さま☆タロット! 月1回このブログで読者の運勢をチラ見してみなさんの実生活に役立ててもらうのが夢よ! おいしいおやつが食べられるし。
アントワーヌ★はいではそろそろ今月もお願いいたします、おやつはふわふわあつあつの肉まんと黒ゴマの香りが濃厚に立ち上るあんまんのダブルセット、いずれもコストコのホールピザ大の直径でございます。
お嬢さまはクリスマスに何十個もケーキを召し上がってやや食傷ぎみでしょうから、ここは角度を変えて中華まんということで。特上の黄金桂の烏龍茶を添えましょう。
お嬢さま☆いいわね! 今年もきっといい年になるわ! 
では今月もみなさんの運気を生まれ月別にタロットでチラ見してみましょう。

★1月生まれ・・・
「いいねそのアイデア絶対ウケる!」と仲間内で盛り上がったことありますか。でもいつの間にか消滅しちゃう、だって多数決で浮上した企画はまた多数決に溶け込んで消えてなくなるという法則があるからです。
それをやりたいなら誰にも頼らず自分でやるのが正解、「そのうち誰かが何とかしてくれるだろう」は「たぶん誰も何もしないだろう」と同じ、人に頼るとせっかくのアイデアもシャンパンの泡のようにはじけて消えてしまいます。
1月生まれは何かすばらしいアイデアを温めてますかますでしょう、それ他言は無用、ほら盗用されたらもったいないですし、「本当にやりたいことは自分ひとりでやれ」と開運学では申します。基本は自分ひとり、もしスキルが足りないなら誰か腕のいい人を相棒ではなくサポーターとして雇い、力を貸してもらうといいでしょう。

★2月生まれ・・・「なりゆきに任せればうまくいく」「無策が一番」とよくいわれますけども、無為自然にやりたいようにやってとんとん拍子に幸せになれるほど娑婆は甘くありません。世の中は人間関係で動いてますからやはりそこは知恵が必要です。
自分の主張をストレートに出しすぎると10人中10人から嫌われますが、うまくオブラートにくるんで上手に立ち回ればたとえ嫌われたとしても2、3人程度で済む、そうすれば目的地に向かうのが楽になります。
「幸せの国を目指したいなら冷静に計算してください」とカードが告げています。決して難しいことじゃない、「これをしたら人はどう思うかな」とちょっと考えて、人から通せんぼされないよう賢く行動するだけです。大丈夫、あなたの計算はたぶんいい目が出るでしょう。

★3月生まれ・・・「人にしてあげたことはすぐ忘れていいが、してもらったことは一生覚えていなさい」と古来申します。たとえばお金の貸し借り、もし誰かに貸すようなことがあれば返ってくることを期待しないであげちゃえばいい、そうすれば「いつ返してくれるんだろう」「借りたこと忘れてるのかな」と悶々とせずに済みます。
逆に誰かから1万円貸してもらったらなるべく早く返す、んで何かの機会に「あのときはありがとう」とちょっとした物をプレゼントするとかランチをおごってあげる。そうすれば人から疎まれることはありません。これお金の貸し借りに限らず職場で力を貸してもらったりプライベートで親切にされたときも同じです。
「授ける恩は無理のない範囲、受けたご恩は3倍返し」で世間を渡っていきますと、鬼ばかりだった世間がいつの間にか仏だらけになってまいります。お試しください。

★4月生まれ・・・自分に自信を持つのは大切なことですけども、反面、重要な局面では自分を疑うことも必要です。「それは自分の本心?」「別のやり方はないかな?」「もしこれがだめだったらどうする?」。
そうやってこれからやろうとすることをあれこれ角度を変えて検証し、いざというときに備えてプランBを用意しておく。これができるようになると不意のトラブルにも落ち着いて対処できるようになります。
要は勢いだけで大切なものごとを判断したり行動しないこと、時間とお金と気力体力がそれなりにかかる案件で「これしかない」という考え方をするとわりと危険だからです。自分とその対局にいるもうひとりの自分と対話しながら、つまり此岸と彼岸を行きつ戻りつしながら安全に堅実に進んでいかれるとよろしいでしょう。

★5月生まれ・・・幼少期に自分が生まれ育つ環境はとても大事、「三つ子の魂百まで」というように価値観がそのときにほぼほぼ固まるからです。一番に影響を受けるのは親の「味覚」「金銭感覚」「ジェンダー感覚」、自分の好みとは無関係に「こういうもの」と根っこを植えつけられることになります。
その後成長するにつれそれは修正可能になるわけですが、食欲、金銭欲、性欲といった人間の本能に直結しているためくつがえすのはなかなか難しい、下手すると「変えてもいいんだ」ということに気づかず一生そのままでいく人も少なくないようです。
あなたはいかがでしょう? あなたの価値観はもしかすると親譲りの「遺伝」かもしれませんよ。「生きづらい」「何か違う」「どこかちぐはぐ」とずーっと感じているなら、そろそろ自分の価値観を上書きしてもいいかもしれません。

★6月生まれ・・・共同幻想が崩れて個の時代へ向かうのが令和という時代、冠婚葬祭や墓の維持継承問題、親戚や家族とのつきあい方、結婚に対する考え方などが大きく変化しているのはみなさんご存知の通りです。
自分と縁の深い人のために時間とお金と労力を費やすのは尊いことかもしれないけれど、自分の人生をないがしろにしてまで優先させる必要ははたしてあるのか? という問いに誰もが直面しています。難しいですよね、これはもうそれぞれの価値観と生きている環境で判断するしかありません。
開運学では「自分にしたことはもちろん、人にしたことはよくも悪くもそのまま自分に還ってくる」と申します。この世は因果応報のシステムが正確に働く世界であることを念頭に置いとくと、いざというとき役に立つかもしれません。

★7月生まれ・・・「ミニマリスト」という言葉や行為が瞬間風速的に流行りました。持ち物をミニマム=最小限まで減らすのは確かに潔いですが運にゆとりがなくなりますし、自分を取り巻く単調な風景に飽きが来て人生がつまんなくなりはしますまいか。やはりある程度の遊びというか余裕がほしい、それが人間的な器の伸びしろにもつながっていくのではという気がします。
これ物に限らず人間関係やイベントも同様、「使えねえ」と投げ捨てるのは簡単ですがひょっとするとそれ何かの伏線だったりするかもしれません。「世の中にむだはない」と開運学では申します、気に入ろうが気に入るまいがそれに出会ったことには何らかの意味があるかもしれませんので、とりあえずキープしといてはどうでしょう。
「一見むだに見えて、実はものすごく価値あるものが手に入る暗示です」とカードが告げています。

★8月生まれ・・・非の打ち所のない聖人君子だったら人間に生まれる必要はない、今ごろ極楽浄土で蓮の花に囲まれてああんまいとまんじゅう頬張ってるはずです。神仏になるまでにはまだ距離がある人間だからこそ「もっぺんもまれてこい」とやさしく下界に蹴落とされるのではないでしょうか。なので「自分は神である」「神の生まれ変わりである」と吹聴する人はあんまり信用できません。
じゃあ人間は娑婆で何にもまれて修行してるかというと煩悩、いわゆるイロとカネ、人によっては健康や家族関係という人もいるかもしれません。人生は常に戦いであり、ときに煩悩を満たしながらときにあきらめながら生きていくわけですね。
欲と現実の損益分岐点がわかるようになることを「悟り」と申します。人間は少しずつ悟りながら一歩ずつ神さま界に近づいていく、なのでもし今あなたが「もまれて辛い」「こんなのいやーん」と感じるなら、そのうち何かひとつ悟れるかもだなと思っていてください。

★9月生まれ・・・宝くじで大金を当てても運を落とさないコツはおすそ分けすることです。世間をまわってきたお金にはたくさんの人のさまざまな感情が乗っかってますから、一度に大量の札束を手にするのは幸運も不運も一気に引き受けるのと同じことなのです。正も負も受け止める大きな度量のある人ならいいのですが、度量がない人の場合衝撃で倒れてしまうことになります。
これ宝くじに限らず遺産相続とか実入りのいい副業とかも同じ、お金がたくさん集まるとそこから独特の「圧」が放たれてそれにやられちゃう人が少なくありません。難を除けたいならひとりでかき込まずに周囲にもちょびっと流す、ほら上棟式のときに餅まきするでしょう、あれと同じです。
9月生まれはお金にたっぷり恵まれる暗示です。大金を手にした人は、災い除けのためにお餅をばらまくといいでしょう。

★10月生まれ・・・不運の沼にはまり込んだとき、最終的に頼りになるのは親兄弟でも家族でも恋人でもありません。森の奥深くにいる白馬の王子さまです。
白馬の王子さまを見つけるにはふたつのものが必要です。うっそうと暗い森をほんのり照らす希望という名のカンテラ、道をさえぎる枝を切り払うための勇気&決断力という名の鉈(なた)です。カンテラと鉈を駆使すれば、迷い道の先で白く発光する王子さまに出会えるでしょう。
万が一鉈がなくてもカンテラさえあればいつかは見つかる、つまり心の隅に小さな希望さえあれば、やがて王子さまの居場所がわかることになっています。
王子さまと対面して驚くなかれ、王子さまはあなたと同じ顔をしているはずです。というか、王子さまは実はあなたです。

★11月生まれ・・・人生に正解不正解はありません、自分が満足できるかどうかだけ、死ぬときに後悔しなければそれでいいのです。だから自分のやりたいようにやればいいし、生きたいように生きればいいわけで、他人がどう思うかを気にする必要はないのです。でも日本は恥の文化で成り立っていますから「みんなと違う自分は恥ずかしい」「これをして目立ったら恥ずかしい」「失敗したら恥ずかしい」という価値観がDNAに刻まれています。結果お利口に小さくまとまりがちです。
「じきに冒険旅行が始まるでしょう」とカードが告げています。単調だった生活に突如変化が差し挟まれる暗示、いえ生活が脅かされるようなイベントではなく胸躍るイベントが乱入してくる気配、どうぞお楽しみに。万が一自分の思惑とは正反対の方向に進んだとしても、それはそれでこの先の人生が面白くなるでしょう。

★12月生まれ・・・人間の意識はクラウドでつながっていますから「あの人今何してるかな」とふと思うだけでアンテナがつながります。ほら電車の中で気になる人のこと見てたら相手も自分に気づいたとか、名古屋支社に出張したとき一緒に仕事したまみえちゃん苦手すっごく苦手、何か言ったあと必ず前髪かき上げるんだもんとぼんやり思ってたら当のまみえちゃんが「これ名古屋みやげ、食べてちょう!」と勢いよく前髪かき上げながらあなたが勤める新潟本社に現れた経験ありませんか。
この現象はネガティブな想念を放つほど顕著、思いが強くなるからです。なので「私をいじめるあの人大きらい」とか「あのときちゃんと言い返してやればよかった」とか繰り返し反すうするとクラウドを通して伝わり、じゃーん! 待った? とさらにひんぱんにあなたの目の前に登場するようになります。
いやな目に遭ったときは仕返しとか反省とかしないで忘れるのが一番、海馬からスパコーンとひっこ抜いてティッシュでチーンして丸めてポイするといいでしょう。

・・・はい、こんな感じです。みなさん、すてきな新年をお迎えください。

2023年12月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。

今月は一年の締めくくりの月、各地で「○○納め」ざんまい、あなたも今月は「2023年のわたし納め」と称してざっくり1年を振り返り、自分をねぎらっておいしいものを食べたり好きな服や小物を買って楽しく過ごしましょう。そうやって2023年の自分を成仏させる、「まあいいじゃん」「色々あるわな」「これも味」とつぶやき、「来年また頑張ろっか」と自分を鼓舞して新年を迎えてはいかがでしょう。

12月22日は冬至。北半球では最も昼が短く夜が長い日で、開運学では「陰の極み」ととらえます。陰極まれば陽に転ず、この日を境にまた日照時間が伸びてまいります。
冬至の夜は浴槽にゆずを浮かべてじっくり浸かりながら「一陽来復、一陽来復(=これからどんどん明るくなってくる)」と唱えるといいでしょう。

24日はクリスマスイブ、25日はクリスマス。別にキリスト教徒でなくてもチキンローストやシャンパンやケーキを前にすると気分上がりますよね、ひとりで過ごす人も複数で過ごす人も「メリークリスマス!」と叫んで楽しい夜をお過ごしください。

31日は大みそか。何かと気ぜわしい一日になるでしょうが土壇場であせるとつまずきます。12月に入ったら早めに用事を済ませ、時間と気持ちに余裕を持って過ごしましょう。

12月中にもよりの神社へ今年1年のお礼をしにいくと、「あれ? なんかいい感じ」と年末年始のツキが上がりますのでお試しください。

全員に共通の凶方位は東、南東、南、西、北西。吉方位はそれぞれの欄をご参照ください。それでは12月7日〜来年1月5日までの九星別運気と吉方位、軽やかにまいりましょう、それッ。

★一白水星・・・「突然の変化に追い立てられる前に、自分から好きに変化させてしまえ」と開運学では申します。どうせ変化するのがわかってるなら、その前に前倒しで自分から変化させるわけです。
一白は変化の波がドドドと押し寄せる予感、なりゆきに任せて行きたくない方向へ追い立てられるより、自分から分岐ポイントをスイッチオンして行きたいほう、明るいほうへ舵を取ってください。
吉方位は北。絶妙のタイミングで分岐器を作動させたいなら北へどうぞ。

★二黒土星・・・ジングルベルやウィーウイッシュユアメリークリスマスが街に流れるといやでも気持ちが追い立てられます。なぜどこへ行ってもアップテンポな曲が流れるかというとお買い物促進のため、「あれ買えこれ買え、早く、早く」というわけです。
二黒は周囲にあおられて地面から5㎝ほど浮いてるイメージ、そのまま空中浮遊するとイラン門もといいらんもんまで買ってしまいますから、朝一番に白湯(さゆ)でもすすって気を丹田に降ろし、少し腰を落としたナンバ歩きで進みましょう。
吉方位は北東。冷静になって無駄なもん買わんようにしたいなら北東へどうぞ。

★三碧木星・・・人間関係が寂しいというなら、もしかすると自分が放つ「香り」が原因かもしれません。ほら人って本能的に鼻で相手を嗅ぎ分けるでしょう、「この人は違和感がないから同類」「ん? この人違う」みたいに。チェックポイントは日ごろ使ってる洗濯洗剤や柔軟剤、ボディソープやシャンプー、ハンドクリーム、コロン。「もしやこれまずいかも?」と思ったらしばらく使わずに様子見てみる、人間関係がくるりと好転するかもしれません。
大吉方位は南西、吉方位は北東。自分の嗅覚を研ぎ澄ませたいなら南西、悩みから早く脱皮したいなら北東へどうぞ。

★四緑木星・・・「若いときの苦労は買ってでもせよ」は本当です。若いうちに痛い目にあっとけば知恵も耐性もつく、しかも開運学的に見れば先にマイナスを経験しとくとそのあと必ずプラスに転じる、つまり不運を栄養素としてぐーんと上に伸びていくわけです。もちろん心がひねくれるほどの苦労はしちゃいけませんけども。
さあ四緑のあなたお待たせしました、じきに圧から解放されて自由の身、あのとき踏ん張っといてよかったぁ〜と赤ワインに舌鼓を打つ日はそんなに遠くありません、よう頑張った。
大吉方位は北。知恵と力と勇気がほしいなら北へどうぞ。

★五黄土星・・・この12月にいつもと同じような生活パターンを繰り返してると、いつもと同じような新年をまた繰り返すことになります。来年こそはダイナミックに大回転したいというなら、時間の過ごし方を少し変えてみてください。
一番いいのは早寝早起き、「7時に起きるのつらーい」なんていっとらんと4時起き、5時起きに挑戦してはいかがでしょう。時間の使い方を変えると行動パターンが変わる、行動パターンが変われば気持ちが変わる、気持ちが変われば運気が必ず変わってまいります。古来、早寝早起きが推奨される原因をご自分で検証してください。
吉方位は北、北東。シュッと寝てシュッと起きたいなら北、克己心アップなら北東へどうぞ。

★六白金星・・・人間が動物と違うのは、お互いに力を借りたり貸したり協力し合って生きることです。もちろん計算もからみますが「あの人のために」という義侠心や「あの人が好きだから」というヒューマンな感情も加味されます。いずれにしても「人の間に生きる」のが人間ですから、一匹狼でいるより上手につき合ったほうがいいのです。
今月は人間関係の総決算月、周囲との和を大切にしてきた六白にはうれしいプレゼントがもたらされるでしょう。目に見えないもののありがたさをしみじみ味わう年末になりそうです。
大吉方位は北東、吉方位は南西。心の豊かさを味わいたいなら北東、人間関係をよくしたいなら南西へどうぞ。

★七赤金星・・・旅に出ると「ここも行きたい、あそこも行きたい、名所旧跡全部回りたい!」と気持ちがはやりますけども実際に行けるのは2〜3カ所、ほら1日は24時間ですし体力だって限界ありますから。頑張って全部回ったとしてもあとに残るのは疲労感、あんまり欲張らずターゲットを絞り込むのが旅のコツでありましょう。
さて七赤のあなたも今月はある意味人生の旅、あれもしなくちゃこれもしなくちゃついでにそっちもやらなくちゃとつんのめり気味になるでしょうが全部きっちりクリアしたら疲れますていうか無理、優先順位を決めてできることだけやりましょう。
無難な方位は北。気力、体力のバランスをとって効率よく動きたいなら北へどうぞ。

★八白土星・・・無心に行動してるときほどいい目が出やすくなるのは、頭・心・身体がまっすぐ伸びているつまりよじれてないからです。頭のいい人ほど計算を働かせたり我慢強い人ほど気持ちを無理やり抑えがちですけどもそれすると自分という宇宙がよじれてしまう、よじれて変形したり破れたりあるいはビッグバンを起こしたりします。
自分の心を宇宙の中心としてそこに頭と身体を沿わせるのがやはり一番ラクだし強いしいい結果が出ます。
八白は自分宇宙を信じて素直にいきましょう、よけいなこと考えずに好きな曲を口ずさんで踊りながら進めばやることなすことうまくいくはずです。
吉方位は北東。この年末を楽しく踊って過ごしたいなら北東へどうぞ。

★九紫火星・・・人の運は人間関係でわかります。あなたは今年、何人と知り合いましたか? そのうち運のいい人と悪い人は何人ずつですか? 「運のいい人ばかり」というならあなたの運もいいはずです、だって類は友を呼びますから。
もし「運の悪い人ばかり」というなら、その人たちはこんな特徴がありませんか。「グチや悪口が大好き」「素直じゃない」「うそをつく」「時間とお金にルーズ」「何かと人に頼る」「自分勝手」。人は自分の映し鏡、「あんなやつ大ッきらい!」とグチる前にご自分にも似たようなところがないかちょっと考えてみましょう。
吉方位は南西。運のいい人に出会いたいなら南西へどうぞ。

・・・はい、こんな感じです。これから寒さ本番、風邪など引かないよう身も心もあったかくしてお過ごしください。2024年もどうぞよろしくお願いいたします。すてきな新年をお迎えください。

寝耳に水 2023年12月号


アントワーヌ★
さあいよいよ師走でございます、2023年はどんな年でございましたかお嬢さま。
お嬢さま☆あわただしい年だった! コロナが終わったせいか街へ出るとどこもかしこもすごい人だかり、みんな猛スピードで歩いてるし、少しの間も惜しんでスマホフリックしてるし、時間の流れるスピードがコロナ前より3倍アップした感じ。ちょっと疲れちゃったわあ。こうやってお城でのんびりしてるのが一番ラクちん。
アントワーヌ★今どきはタイパ(=タイムパフォーマンス)といって短い時間の間にどれだけ効率よく詰め込むかが重視されておりますからねえ、コスパ(=コストパフォーマンス)、スペパ(=スペースパフォーマンス)という言葉もございます。
お嬢さま☆あたしはブラックペッパーを利かせたペパロニピザのほうが好き!
アントワーヌ★(スルーして)小手先で合理化、効率化を図っても全体でならすと結局たいした差はありません。文明が発達しても人間の気力体力は増加しませんし、むしろせかせか動けばそのぶん疲れて逆にその後のタイパが低下しますから、自分のペースでほどよい加減に行動するのが一番なのでございます。
お嬢さま☆時間に追われてあくせくするのをやめれば、みんなの表情ももっとゆったり柔らかくなって余裕が出てくるかもね。時間勝負の仕事のときは別だけど。
アントワーヌ★せかせか急ぐのは貧乏性、お金持ちはゆうゆう人生の旅を楽しみます。そういえばお嬢さまはこのところゆったりのんびり優雅に過ごされてますけど、そろそろタロットをめくるお時間では? ゆうゆうとだらだらは別ものですよ。
お嬢さま☆わかってるわよ、おやつ食べたらやるわよ! 冬の脳はいつも以上にカロリー消費が激しいのよ。
アントワーヌ★ではラムレーズンをたっぷり入れたさつまいものパウンドケーキはいかがですか。生クリームをたんと添えて、熱々の抹茶入り玄米茶とご一緒に。
お嬢さま☆それよ! では今月もみなさんの運気を生まれ月別にタロットでチラ見してみましょう。

★1月生まれ・・・
集合意識を肉体という包装紙で単品パックしたものが個々の人間ならば、「共鳴・共感」「同調」「シンクロニシティ」の謎が解けます。
包装紙の透過性がいい、つまり感受性の鋭い人は周囲に流れる気を取り込みやすく、どうしても気分が流されやすくなります。いわゆるHSP(ハイリーセンシティブパーソン)と呼ばれるやつです。
目の前にいる人の感情が痛いほど染みるとか、暗いニュースを見ると気が滅入るとか、人混みを歩いてるとなんか疲れて頭痛がしてくるというなら、もしかするとあなたもそのタイプかもしれません。
身も心もピュアであるがゆえの特性なのですが、もし生きづらいというなら「煩わされるのはよそう」と決めて体表にバリヤー膜を張るイメージを持つ、鏡を忍ばせて周囲の気をはね返す、どうでもいい情報をシャットアウトする、色つきのメガネをかける、高級な生地の服を着る、粗塩をふった浴槽に浸かるなど、自分を守る工夫をするといいでしょう。
単品としてこの世に誕生したからには、自分で自分を守らないと誰も守ってくれません。守りをしっかり固めたうえで、年末を楽しくウキウキお過ごしください。

★2月生まれ・・・お金に対する価値観は親から譲り受けるものです。親が昭和世代なら「無駄遣いは罪」「とにかく貯めるが勝ち」がデフォでしょう。
ルミネとか行って「あれもほしい、これもほしいって思っちゃう私はぜいたくでいけない子。ここは我慢して末永く使えるあたりさわりのない中間ゾーンを狙っとこう」と考える結果、みんなが着てるような黒や紺やダークグレーのコートとか汚れが気にならないダークトーンのバッグとか買っちゃうわけです。だけどなーんかウキウキしないのはそもそも自分の好みの色やデザインじゃないからなンですね。物を買うのは自分への投資ですから、どうせ買うなら本当に買いたい物を買いましょう。
「古い価値観を見直してはいかがでしょう」とカードが告げています。もちろん収入と支出のバランスを考えたうえでのお話ですけども、「あの世にお金は持ってけない」「お金を使うにも旬がある」「お金は使ってこそ価値がある」「下手に残してもしゃあないやん」という考え方もあります。
「このご時世、何があるかわからないから」と財布のひもを締めたくなる気持ちはわかりますが、どうしてもほしい物がある、これ自分に必要なんだよなあと思うなら、いたずらに我慢しないで思いきって手に入れたらいいじゃんかと思います。

★3月生まれ・・・若いときは「自分の人生は自分で切り開く!」なんて気負ってても、年を重ねるうち「人生は自分の意志だけでどうこうできるものじゃないんだな」とうすうすわかってまいります。自分の意志が常に人生の中心軸にあるのはもちろんですが、そこに運や第三者の働きかけや大自然の采配など目に見えない要素が加わって絶妙にアレンジされてくるからです。
ですので自分の意志通りに進展しないからといって自我をゴリ押しするとたいてい悪い目が出る、だって筋がねじれちゃうから、なので本当に叶えたいことは自然のなりゆきに任せといたほうがうまくいくことが多いです。
ゆったり生きてる3月生まれはそろそろいい目が出るころ、自分も人も大事にしながらほんわか過ごしてるとじきにすべてがいい感じに整って回転し始める暗示です。
パワー全開にするよりミノムシのように秋風に身を任せ、すらすら揺られてハラ減ったら芋食べる、んでぷーとおならする、その推進力で根元からぐるんと一回転する、みたいな無我の境地でおりますと何もかもがうまく運ぶことになっています。

★4月生まれ・・・金運のよし悪しは本人の器で決まります。器が大きい人は大きな金運がドドドと押し寄せてきたときにたっぷり受け止められますが、小さい人は受け止められずジャージャーあふれ、器の底にはほんのちょっぴりしか残りません。
器の大きさは何で決まるかというとA)心の縦の長さ、B)心の横の長さ、C)心の高さとした場合、AプラスBプラスCが心の大きさとなるわけですってヤマトの宅急便か。
「あの人たくさんお金持っててずるい」とか「いいよなあ金持ちは」なんて人をうらやましがるのはむだなこと、それより自分の心の縦・横・高さを伸ばす努力をしたほうが懸命です。縦は許容力(包容力)、横は協調性、高さは向上心といいかえてもいいでしょう。人を許す、人と仲よくする、そして自分の意識を高く持つことで器がどんどん広がっていくわけですね。「許せない」「大きらい」「どうせ私なんか」が口癖の人は器が小さい、残念ながらお金に恵まれませんちゅうことです。
「じきにあなたの元に大きな金運が流れてくるでしょう」とカードが告げています。器をぐぐっと伸ばし広げてお待ちください。

★5月生まれ・・・「気を分ける」と書いて気分、自分の深奥からどんな気が切り分けられて出てくるかは、そのときの天気や温度湿度、五感で受け止めるものなど自分を取り巻く環境によって猫の目のように変化します。
ひとりでいるときはどう変化してもいいけれど、誰かがそばにいるときは、気分を自らコントロールする必要があります。特に職場ではそれが必須、じゃないと「気分屋」と噂されたり仕事自体がうまく回っていきませんし、プライベートなら「めんどくさい」「重い」「うっとうしい」と距離を置かれることになります。
「感情のバランスを保っていますか?」とカードがたずねています。辛い、苦しい、しんどい気分をそのまま垂れ流すと結局自分が損しますから、陰陽の変換装置を心に設置して状況に応じて切り替えてはいかがでしょう。
変換装置とは身につける物、食べる物、自分を取り巻く環境のことです。気分を上げたいときは明るい色のお気に入りの服を着て、おいしい物を食べて、好きな小物を持ってみてください。

★6月生まれ・・・「あーあ、なんかいいことないかな神さま」。こたつに寝そべったまま神に祈ってもその願いは叶わないでしょう、なぜなら「新しい展開を望むならまずは古い環境から抜け出せ」と開運学ではいうからです。ほしいものを手に入れるには、まずこたつから出ないとだめなのですね。
「新しい服がほしくてお店見ても全然いいのがない!」というなら自宅のクローゼットがぎゅうぎゅうで新しい服の入る隙がないということですし、もっと気の合う友人がほしいなら今の気の合わない友人から離れないと新しい誰かの入る隙間ができません。お金もそう、金運が停滞してるなら一度パーッと使ってみる、すると悪い金運が流れて新しい金運が入ってきます。
飽和状態で行き詰まってる、どんよりした毎日が続いてる、ワンパターンに飽きちゃったというなら、自分から何かを手放すことです。一番簡単なのは掃除、ほらちょうど年末ですし、不用品を捨てるチャンスです。身の周りをすっきりさせると、もさもさ茂った枝のような雑運が祓われて、代わりに新しい選択肢がにゅっと生えてきます。

★7月生まれ・・・「昔はよかったなあ、部活に燃えたし友達いっぱいいたし腹も出てなかったし」「あたしこれでも昔はお店のナンバーワンだったのよね」。
人はときに過ぎた日々を懐かしみます。たまに思い出してほんわかするのはいいですけども美化しすぎるのは危険、下手すると現在より過去にうつつをぬかす人生になっちゃいます。遠い日々にいつまでも縛られてると、過去にしか生きられない地縛霊になっちゃうぞう。
生きるとは「今この瞬間の時間を使う」ということ、自分の手で状況を変える、何かをつかみ取る、あるいは何もしないということです。過ぎた過去や未知の未来に過度な希望もしくは不安を抱いて時間を消費するより、今できること、楽しめること、ウキウキすることに費やしたほうがおトクというものです。
「時計の針を現在時間に合わせてください」とカードが告げています。遅れたり進んでるとタイミングの合わない人生になります、まずは腕時計や目覚まし時計など、現物の時計からチェックしてみてください。

★8月生まれ・・・「与えたぶんしか受け取れない」と開運学では申します。「これっぽっち」しかもらえないのはそれ以前に自分から与えてないからです。世の中って不公平に見えて実は公平、最後の最後にプラマイゼロになるようにできています。
ところが下手に前倒しして受け取っちゃうケースもたまにある、たとえば宝くじとかギャンブルとかですね。それで大金当ててもなかなか幸せになれないのは、あとの代償が大きすぎるからでしょう。お金も車もうかつに当たっちゃいけません、どうしてもお金を当てたいならそれなりにしっかり運を上げてから当てましょう。
もし「あせらず」「順当に」「無理なく」お金持ちになりたいなら、手元にかき込む前に知恵でも労働力でも何か人のためになるものを自分から放出するといいのです。するとそのエネルギーがお金に変換されて巡り巡って手元に戻ってくる、そしたらそれを貯め込まずにまた人のために放出する、そうやってぐるぐる循環させていくとどんどんスケールが増して小金(こがね)持ちから中金持ちへ、さらに大金持ちから富豪へとランクアップしていきます。年末の助け合い募金は人のためならず、募金したぶんやがて自分に還ってまいります。

★9月生まれ・・・「よーし、頑張ろう!」。張り切って始めたはいいものの、途中で「あれ? 何か違うぞ」「こんなはずでは」「これ辛いな」に変わってきたら要注意、そのまま頑張り続けるとストレスが溜まって運気を落とす原因になります。
単に辛抱が足りないのか本当にだめなのかを見分けるコツは体調です。眠れない、食欲がない、憂うつ、何もする気になれない、明日に希望が持てない、風邪が治らない、蕁麻疹が出る、帯状疱疹になった、高価なクリーム塗ってもお肌がしょんぼりしたままというなら頑張るのをやめてそこから離れ、少し休憩したほうがいいでしょう。
ありがちなのが仕事や家事や育児や介護のワンオペ、明らかにキャパオーバーなのに身を削りながら消耗戦続けてるとその先で待ってるのは破滅という名の落とし穴です。
もちろんそれぞれ事情は違うでしょうけども、やれるだけやってそれでも難しいなら、「もう無理!」と大声で宣言して猫か人の手を借りることです。
9月生まれは周囲から期待されて重荷を背負う予感、自分の成長や将来の幸せにつながるならレッツトライですけども、何のためにやるのかわからないなら勇気出してダッシュで逃げ出すほうがいいかもしれません。

★10月生まれ・・・深い気づきってたいていひとりでいるときに得られるものです。友達と「あのタコいやんなるンもー大ッきらい!」「いっそ刻んでキュウリとあえて酢のものにしてやっか、でもまずくて誰も食わねえな」「ちげえねえぎゃははははは!」なんて白玉あんみつ食べながら盛り上がってるときは人生の真理に気づかない、気づくのは誰もいない暗い道をひとりでとぼとぼ歩いているときです。
寂しいときや辛いときって「どうして自分はこうなんだろう」「どうしてこうなった」「じゃあこれからどうすればいいか」みたいなことを一所懸命考えるでしょう、今歩いてるイバラの道からどうやって脱出するか必死に模索するわけですね。で、ああでもないこうでもないと試行錯誤しながら前に進んでいく。途中で行き止まって立ち尽くす、疲れてしゃがみ込む、しばらく体育座りしてからふと顔を上げると今まで目もくれなかったところに何となく出口みたいなのがあるわけです。立ち上がってふらふら歩いて扉を押すとはいおめでとう扉の向こうにスパコーンと回答が出現しています。
何か悩みを抱えていますか? 大丈夫、答えは自分の深奥にある、悩んで悩んで悩み抜いた先に出口が見つかります、ていうか悩み抜くまで出口は現れないことになっています。

★11月生まれ・・・最近スマホでもテレビでもやたらと「群馬」という文字が目に入ってくるなあと思ってたら、いきなり群馬のおばさんから「来月あんたの甥っ子の結婚式。そう群馬の式場。来れる?」と電話がかかってきたことありませんか。これをシンクロニシティと申します。ちゃあんと伏線が張られているのですね。
誰が伏線を張ったのか? 守護霊か、ご先祖か、あるいは違う世界線にいる自分自身か。いずれにしてもこの現象が起こったら素直になりゆきに従うといいでしょう。甥っ子の結婚式に喜んで参加すれば、そこで運命の人に出会えるかもしれません。「今度食事に誘ってもいいですか」「お仕事お願いできますか」「へえ焼きイモがお好きなんですか、来週うちの別荘で全国焼きイモ味比べ大会開くんですけどお時間あったらいかがですか」。
家にいたら絶対出会えないような人ととんとん拍子で話が進むかもしれませんよ。理屈だけじゃ割り切れないのが人生、「伏線を無視したり、人からのお誘いをむげに断らないでください」とカードが告げています。素直になりゆきに従うと、頬をつねりたくなるような展開になるかもしれません。

★12月生まれ・・・直感で「これだ!」と選択したものの散々な目に遭い、がっくり肩を落としたことありますか。実はこれよくあること、人って見たいものしか見ませんから。ピカピカきれいな表側に目がくらんでその裏側をチェックするのを忘れる、もしくは怠るわけですね、
たとえば家を購入するときや職場を選ぶとき、恋人や友達を選ぶとき、「きっと大丈夫だろう、大丈夫に決まってる」とついつい楽観的になりがちですが、見てくれがいい案件ほど実はひと筋縄じゃいかなかったりします。
今日のランチを決めるくらいなら失敗しても打撃は少ないですけども、人生を左右するほどの大案件はうかつに失敗できません。そういう場合は「大文字のキャッチコピーより小文字のスペックこそじっくり読む」「信頼できる人に相談する」「時間をかけてじっくり考える」など、面倒ですが慎重にちみちみ進めていくしかありません。
あなたが今抱えている案件は・・・そうですねわりと大きめかもですね、「答えが吉でも凶でも自分が選んだのだから悔いはない」と思えるまでは答えを出さない、あるいはずーーーーっと迷いが続くようならやめとくのが正解です。

・・・はい、こんな感じです。1年で最も活気のあるにぎやかなこの季節、みなさんお忙しいでしょうがどうぞ風邪など引かないよう気をつけて、ウキウキワクワクお過ごしください。それでは今月も元気に楽しく行ってらっしゃい!

2023年11月の九星別方位と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
11月8日の立冬を過ぎると冬が駆け足でやってきます。冷えは万病の元、胃腸が冷えると踏ん張りが利かなくなりますから、今からしっかり寒さ対策しておきましょう。

11日は一の酉、23日は二の酉&勤労感謝の日。神頼みがよく効く月ですから、神社に詣でて金運アップなどお願いしてみてはいかがでしょうか。

全員に共通の凶方位は北東、南東、南西、西、北西。吉方位はそれぞれの星の欄をご参照ください。

★一白水星・・・2024年は新しい変化の流れが旧来の川にドドドと勢いよく注ぎ込む年。川の底に堆積したものが強制的に新しい水に巻き込まれて流れていく、つまり心機一転巻き返しができる年なのです。
今までダメだった人もよかった人も一斉に同じスタートラインに乗りますから、「昔、失敗しちゃったなあ」「あの人に勝てるわけないよなあ」などよけいなこと考えず自分のペースで自分なりに走り出せばOKです。不要な縛りは徐々に自然にはずれていきますから、なりたい自分に転生するチャンスです。
コツは今から「理想の自分」を想定しておくこと、でないと来年も今までと同じ系統の自分になっちゃいます。現状維持したい人は別ですがもっと幸せになりたい、今の不幸から脱したいという人はなりたい自分の姿をしっかりイメージしときましょう。
一白は遠慮は無用、「お金もっとたっぷりほしい」「引っ越して日当たりのいい家に住みたい」「女将になって実家のおんぼろ旅館を復興させたい」でも何でもOK、描かない夢は永遠に叶いませんけども描いた夢はやがて叶うことになっています。
吉方位は北、南。周囲と円満にやりたいなら北、バリバリ働きたいなら南へどうぞ。

★二黒土星・・・新しいことをするとき、もしくは新しい物を扱うときってポカミスが発生しがちです。原因をひと言でいうと「慣れてない」、つまり自分と対象物の気が噛み合っていないのです。たとえば新しい職場で上司と間違えて「よろしくご指導願います」なんてお客さんに話しかけちゃったり、買ったばかりのスマホを落っことして画面に蜘蛛の巣が張っちゃうとかですね。これは鬼門の気が作用してる証拠、鬼門とは北東のことで、夜明けの時間帯を意味します。ほら夜明けって闇からいきなり薄明るくなるでしょう、「激変」のパワーが働くんですね。なので新しい環境に移ったときは、目が慣れるまでむやみに動かずしばらくじっとしてるといいんです。
二黒は新天地で思うがまま動きたくてうずうずしてるかもしれませんがちょいお待ちください、「はじめの一歩の失敗は高くつく」と開運学では申します。やっていいことといけないことの区別がつくまで、しばし様子見といきましょう。
吉方位は北、南。カンを働かせたい、鼻を利かせて状況を見分けたいなら北、たとえ間違えたとしてもへこたれないガッツがほしいなら南へどうぞ。

★三碧木星・・・バーは薄暗く、ファミレスは明るい照明がこうこうと点いています。お酒をちびちびやりながらじっくり考えごとをしたい、誰かと深い話をしたいときは視界が不透明で落ち着いた環境が適していますし、サクッと食事を済ませたい、打ち合わせしたい、アイパで作業したい、仲間とバカ話したいときは周囲がパキッとよく見えてにぎやかな環境が適しているわけです。前者を陰、後者を陽としましょう。
陰の環境に身を置きたいときは内省的なとき、陽の環境に身を置きたいときは意識が外界に向かっているときです。どちらがいい、悪いはないのですが、環境を選択するときに気をつけないとツキが落ちることがあります。たとえば辛いことがあって泣きたい気分のときにうっかりファミレス行った場合、隣で元気のいい女子サッカーチームメンバーがナカタニのプレイ最高惚れるいやあモチヅキさんが守ってくれたおかげですよわはははお前らいっぺん結婚してこい! なんて盛り上がってたらなんか落ち着きません。逆に鼻歌でスキップしながら店のドア開けたらカウンターの向こうで子泣きじじいそっくりのママが野太い声で「いらっしゃーい、今日はあたし味噌汁に沈んだとろろ昆布みたいな気分。あなた飛んで火に入る夏の虫、あたしの世迷い言(ごと)じっくり聞いてくださる?」なんてもずく酢のお通し出された日にゃああなた、ふくらみかけた運気もしおしおのパーになってしまいます。
どこかに身を置くときは、くれぐれもご自分の陰と陽をしっかり認識することです。ちなみに今のあなたは「陽」です、お間違いなく。
無難な方位は東。勘違いを予防したいなら東へどうぞ。

★四緑木星・・・「答えは自然が教えてくれる」と開運学では申します。たとえば誰かにATMで送金しようとするとき、何回も払込用紙を書き間違える。これ「そのやり方、間違ってますよ」という暗示というか予兆なんですね。10枚くらい書き損じていざATMに向かうと「この用紙では払い込みできません」と出てしまう。やむなく窓口に行って高い手数料を払う羽目になるわけです。
間違ったことをするときってぼんやり不安や迷いがつきまとったり、やたらとミスが多かったり、横やりが入ったりするものです。
「迷ったらやめとけ」と世間でいうのは、たいてい失敗するからなんですね。原因は3つ、下調べが足りない、タイミングが合ってない、やらなくていいことをやってるのどれかです。そういうときはとりあえず出直すか、逆に厄落としのつもりで決行しちゃうか、あるいはいったん中止するといいでしょう。
四緑はこのところ迷いが多いですか、それ今すぐ決めなくていい案件じゃないでしょうか。ちょっと離れてみたとたん、スパッと正解が見つかるかもしれません。
無難な方位は東。自然に任せる心のゆとりがほしいなら東へどうぞ。

★五黄土星・・・夏休みの宿題って憂うつですよね、最初に片づけときゃあとが楽になるのはわかっちゃいるけどなかなかできません。遊びにうつつを抜かした結果、ラスト1週間で泣きながら架空の絵日記をつけることになります。
それと同じことが大人になってもしばしば起こります。やらなきゃいけないのに「面倒」「気が乗らない」「そのうち何とかなるだろう」と先延ばしにしてあとで泣きを見るわけです。たとえば明日飛行機に乗って長旅に出るのに深夜になってもまだパッキングしておりませんと。フライト時間は午前8時ですと。逆算すると夜明けに家を出ないと間に合いませんと。仕方ないから夜中の1時からいざ詰め始めてみると着替えが足りない洗面用具も切らしてる、やっとの思いで重たいスーツケース抱えて家飛び出してタクシー捕まえて、空港の手前ではいパスポート忘れましたと。
大きな案件ほど入念な下準備が必要です。五黄はこれからわりと大きなイベントが待ってる予感、「その場でチャチャッとやっつければいいや」と思ってると泣きを見ますのでご注意ください。
大吉方位は東、吉方位は北、南。壮大な案件をチャチャッとクリアしたいなら東、猫の手を借りたいなら北、おのれの気力体力を通常の3倍増しにパワーアップしたいなら南へどうぞ。

★六白金星・・・大谷翔平の「憧れるのをやめましょう」はけだし名言です。憧れて夢見てる限りはそこに至らない、至るには「ああなりたいなあ」じゃなくて「自分がそうなるのだ!」という強い意志と努力が必要というわけですね。
これ野球に限らずあらゆる夢や目標に共通、たとえば「40㎏台に憧れるー」「お医者さんに憧れるー」じゃいつまでたってもワナビーのままですが、実際にダイエットしたり医学部目指して猛勉強すればいずれ夢は叶うわけです。「思いは現実を動かす」の本当の意味は、ただぼんやり思ってれば自然に山の頂上にたどり着けるということではなく、頂上にたどり着く意志を持ち、その意志を心棒にしておのれが努力することによって現実化させていくということです。ほんわか夢見てりゃ叶うほど現実は甘くないもンね。
「六白は大きな夢を持つほど運が上がる」と開運学では申します。夢、持ってますか? 今月は努力が功を奏して夢が一歩現実に近づく暗示、やれる上限までもしくは上限を超えてガンガン頑張ってみてください。
吉方位は南。ちょっとの努力で大きな成果を得たいなら南へどうぞ。

★七赤金星・・・思い込みって怖いです。自分で気づかないまま「カードの限度額まだたっぷり残ってるから冬のコート買っちゃおう」(実は限度額まであと1万6千円)、「企画書の締め切りは来週の金曜だったな」(実は今週の金曜日)、「あの患者さんは右の耳に疾患あり」(実は左の耳)などと信じ込んでたりします。事前に「念のため」とチェックするか誰かから「それ違うよ」と指摘されれば難を逃れられるのですが、そのまま勢いで直進すると取り返しのつかないことになりかねません。
「世の中に絶対はない」「信じていることをたまには疑え」と古来申します。「絶対正しい!」と強く思い込んでることや、いつもルーチンでやってることほどわりと危険ですからみなさんもお気をつけください。
七赤は「まれに見る絶好調!」とご自分で思い込んでるかもですが浮かれて上向いてスキップしてると段差につまずいて転びます。「好調なときほど慎重に」「株が上がってるときほど腰を低く」「簡単なことほどていねいに」と心がけ、落とし穴を上手に除けながらお進みください。
大吉方位は東、吉方位は南。自分の姿を俯瞰してミスを防ぎたいなら東、危険察知能力を研ぎ澄ませたいなら南へどうぞ。

★八白土星・・・人の心は調理鍋に似ています。材料がさまざま投下されたら自分の熱量でコトコト煮込み、やがて「経験」という名の料理ができ上がるわけですね。おいしい料理もあれば何これ二度と食べたくないという料理もある、どんな料理ができるかはできてからのお楽しみというわけですが、一般的にツキが落ちてるときは苦みや渋みやえぐみの利いた味、無理して食べるとたまにお腹こわしたりします。逆にツキが上がってるときは甘みがほどよく利いてたりピリッと快くスパイシーだったりえもいわれぬ高貴な香りが立ち上ったりして、食べると元気がもりもり湧いています。
さてあなたが今調理している料理は何でしょうか、寄せ鍋もつ鍋きのこ鍋、水炊きしゃぶしゃぶチーズ鍋なんてのもいいですねってこれ筆者の願望じゃんか、もとい八白のあなたは・・・おや普通の鍋じゃなくて圧力鍋を使ってごった煮を作っておられる最中ですね。なかなか火が通らなくて大変そう、ちょっと水を入れすぎかな、水とは感情のこと、情が入りすぎるとくたくたの仕上がりになっちゃいますよ。はい重りがシュシュッと回って蒸気が出たら弱火にしましょう。重りが回っても強火のままだと蒸気の逃げ場がなくて鍋が壊れちゃいます。時間がきたら火を止めて自然放置、しばらくしてから蓋を開け、秋の味覚をご堪能ください。
大吉方位は東。料理を上手に仕上げたいなら東へどうぞ。

★九紫火星・・・クリスマスやお正月ってゴールドとかシルバーとかグリッターでラメラメなイメージがありますね、やはりハレの季節は街中に光が満ちて、いやでもウキウキした気分になってまいります。
これ人も同じ、運気のいい人、上昇中の人ってきらきら輝いてるイメージありませんか。突出して輝いてる人も「スター」っていいますし。あなたも運を上げたいなら、光を身にまとうといいのです。メイクの世界ではすでにみなさん取り入れてますけども、身にまとうものや持ち物も明るい光を放つ物がおすすめです。家に置く物や食器なども同様ですし、光を放つテレビやパソコン、鏡、金属製のドアノブなども常にピカピカに磨いておくと家の中が明るくなり、幸運が入りやすくなります。
九紫は今年色々ストレスありましたか、でも終わりよければすべてよし、ここであなたに開運のテクニックをお教えしましょう。テーマは「明るい輝き」です。メークや髪、身につける物や持ち物に光を取り入れたり、住まいの窓や鏡や床をピカピカにしてください。ああら不思議、下向きだった気持ちがどんどん上向いて「ようしやったる!」「カマンハッピー!」な気分になるはずです。
吉方位は東。掃除が苦にならない自分になりたいなら東へどうぞ。

・・・さて2023年もそろそろ残りわずかになってきました。ものごとは締めが肝心、あともうひと踏ん張りすればマイナスがくるっとプラスに反転します。というわけで今月も明るく元気にいきましょう!

寝耳に水・2023年11月号


アントワーヌ★
あれまお嬢さまったら少し肥えましたか、ドレスがパツパツでファスナーが上がりません。いつもお茶碗3杯のご飯が最近はどんぶり6杯になりましたからねえ。
お嬢さま☆ふふふすごいでしょう、こうなったらどこまで太れるか試してやる!
アントワーヌ★自暴自棄はそこまでに。体重を戻すのは簡単、野菜をたっぷり取って摂取カロリーを抑えるのです。取り入れたいのは寒天やこんにゃく、きのこなどほぼノーカロリーの食品、ご飯に混ぜ込んだりおかずの一品として適量食べたりおやつとしてお腹を満たしながら、徐々に食べる量を減らしていけばよろしいのです。
加えて運動、食っちゃ寝してたらミイラやゾンビだって太ります。カロリーを消費するためにも散歩をお楽しみください、お城の裏手にある森の紅葉が見ごろですよ。
お嬢さま☆栗があちこちに落ちてそうね! よし、これから栗拾いに行ってくる!
アントワーヌ★俊敏に長靴を履き軍手とトングとバケツを手にして飛び出していった。食べ物のこととなると動きが別人のように素早い、まあいいでしょう、いい運動になりますから。 
・・・3時間経過・・・
お嬢さま☆ただいまあ! 
アントワーヌ★まあすごい、栗が両手の大きなバケツに山盛り。ビクトリア朝風に天高く結ったお嬢さまの髪にもバンバン突き刺さっておりますよ、今年は豊作ですね。
お嬢さま☆これで栗ご飯、栗きんとん、マロングラッセ、パウンドケーキ、モンブラン、栗大福をつくってちょうだいな!
アントワーヌ★ああ高カロリーのオンパレード、やぶ蛇でした。まあよろしいか、どれも甘さ控えめでお作りいたしましょう。
お嬢さま☆栗は今が旬! 楽しまなくちゃ損だわ。それではおいしいものが出来上がるまで、今月もみなさんの運気をタロットで生まれ月別にチラ見してみましょう。

★1月生まれ・・・
人生の流れを決めるのは本人の性格と本人を取り巻く環境です。特に環境は大事、たとえていうなら調理鍋みたいなもンです。肉体にくるまれた魂がその中にぽんと放り込まれてじっくりくつくつ煮込まれるわけですが単純な片手のミルクパンもあればじっくり時間をかけたい寸胴鍋、短時間でぎゅうっと圧縮調理する圧力鍋もある、どんな鍋を使うかはそのときの流れと自分の選択で決まります。
さて今あなたが煮込まれてる鍋は・・・そうですね、運のいい人、目上、もしくはご先祖から受け継いだ質のいい土鍋のようです。豚バラ白菜鶏の水炊きおでんにもつ鍋何でもこい、ああこれからの季節にぴったりです。「基本に忠実に」「下処理をていねいに」の2点を心がけてきちんと使えば、最高においしい鍋が出来上がるでしょう。

★2月生まれ・・・薄暗い沼の縁でふらふらしてるときに「今日はお天気がいいわねえ、ほら雲ひとつないきれいな青空」なんて声をかけられたらハッと気を取り直すのが人間です。人は人に傷つけられたりもするけど癒やされたり救われたりもします。
さてあなたに朗報です。「職場もしくはプライベートで心温まる出会いがあるでしょう」とカードが告げています。イケメンや美人とは限らないですしファンファーレが鳴るような派手な出会いでもないかもですが、でもその人は胸に染みる笑顔であなたを暗い場所から明るい場所へ導いてくれそうです。
ウェブの巣に潜む人じゃなくて現実世界の人、このところ距離感が徐々に狭まってきた人、よく目の合う人がその人かもしれません。

★3月生まれ・・・世の中ってだめな部分もありますけどちゃんとしてる部分もある、つまり陰と陽がバランスよく存在してひとつの球として存在しています。陰の部分にばかり目を向ける人、陽の部分にのみ目を向ける人、どっちも無関心の人など色々いますが放っておいても地球はちゃんと回ってるので心配いりません。
大事なのは自分が今どうありたいか何をしたいかであり、「世の中が悪い」とか「社会はこうあるべきだ」なんて憤ってもあまり意味がない、だって怒ってもどうにもならないもン。「世の中」「社会」って障子に映った影絵みたいで実体がありません。
それより自分の幸せは何か、どうしたらもっと幸せになれるかを考えたほうが現実的ですし自分の工夫と努力で何とかなるはずです。
「あなたが本当にやりたいことは何ですか?」とカードがたずねています。大ざっぱなことを堂々巡りに考えて時間をむだにするより、目の前のできることをちみちみやってみてください。

★4月生まれ・・・ホントはうすうすわかってるんだけど、勢いとかなりゆきとか慣習で仕方なくやり続けてることありませんか。たとえばいやいややってる親戚づき合い、旧態依然とした仕事、いつまで飲み続けるんだろうと思いながら飲む降圧剤、結婚の話をそらす相手とのずるずる同棲。
ここでやめたら今までの苦労が水の泡と思うとなかなかふんぎりがつきません、じゃあ我慢することに何の意味があるかというと「流れを変えない」ことによるつかの間の平和と安定を得るため、でもその平和と安定はたぶん長く続かないでしょう。
「方向転換する勇気を持ってはいかがでしょう」とカードが告げています。「せっかくここまでやり続けたのだから」と思っても、じゃあその先に何があるの何もない、荒野に風がただ寂しく吹いてるだけです。いやいや続けてることはなるべく早く見切りをつけて、ぽかぽか日当たりのいい丘を目指してはいかがでしょう。

★5月生まれ・・・心には実体がありませんから方向性は自由無限、どこへでも飛んでいきますっていうか勝手に飛んでっちゃう、つまり何でもありなのです。「こんなこと考える私ってごう慢」「何もかもほしいなんてぜいたく過ぎる」「これ人に知られたら終わりじゃん」なんて考えなくてOK、だってそれが自分にとっての「自然」なのですから。ただそれを実際に行動に移すかどうかは別の話、自分を取り巻く環境における倫理や常識、ルールなどがからんでくるからです。
でも自分の抱く願望がそういう縛りを越えたところにあるなら話は別、自分で納得できてたぶん後悔しないならそれを実現させてもいいはずです。もしかするとそれが今生の課題かもしれませんし。
あなたが抱く最大の夢は何ですか? 「それを叶えるチャンスが訪れています」とカードが告げています。難しく考えなくても、今なら第一歩が踏み出せそうです。

★6月生まれ・・・「新しい化粧品を一式揃えたら新しいポーチに入れよ」と開運学では申します。古いポーチには古い気が残っていますから、うっかり新品を入れると昔の気が染みついてしまいます。それが幸せな気ならウェルカムですが、いやぁな気が残ってたらさあ大変、せっかく大枚はたいて買ったすてきな化粧品に残留思念がくっついてベビーピンクの口紅がディープパープルに、シアーブロンズのシャドウが10円玉色に、一番明るいファンデが残暑の日焼け色になったりします。1品や2品ならいざ知らず、この秋冬は新しいコスメブランドでイメチェンするんだ私というならポーチもリセットすべき、新品には無垢の力があるからです。
この話ポーチに限りません、新しい酒は新しい器に注ぎ、新しい職場では新しいルールに従い、新しい節目では背筋を伸ばして新しい身なりと心持ちで臨んでください。

★7月生まれ・・・人生って面白いもので、幸せになると不幸せが、不幸せになると幸せが時間差でやってきます。両者は表裏一体、ふたつ合わせて差し引きゼロというわけです。なので幸せはずっと続きませんし、不幸せもずっと続きません。ただ経験を積んでいくうちに不幸せを真正面から100%受け止めないコツがわかってくる、それを「知恵」と申します。「この試練は次の段階にレベルアップするための試金石」と腹をくくって対処もしくはじっと我慢の子でいると耐性がつき、次回同じようなことに直面してもあんまり動じなくなります。逆に幸せなときはお腹いっぱい楽しむ、と同時に次に備えて準備しておけばいいのです。ミネラルウォーターが10本手に入ったら2、3本不測の事態に備えて取っとくわけです。
7月生まれのあなたはじきにうれしいことが起こるでしょう、もちろん手放しで喜んでいいのですが「あれ? こんなはずじゃ」という思いがもし湧き上がったら、幸せのスープに浮かぶアク程度に考えて一緒に味わう、もしくは浮き上がるたびすくって放りましょう。

★8月生まれ・・・人間は自然界の産物ですから自然界の法則に則って生かされています。なので自然に反することをすれば痛い目に遭う、ひどい場合は自分の命がおびやかされることもあります。
じゃあ自然界の法則とは何か? 色々あるでしょうけども「無理しない」「自分にうそつかない」「置かれた状況を素直に受け入れる」、つまり自然体&受け身でいればいいのですね。もちろん頑張るときは頑張らないといけませんけども。そうすればアリナミン飲まなくても目肩腰の痛みから解放されて身も心も伸びやかでいられますし、難しいこと考えなくても勝手に一番ベストな流れに乗れるというわけです。
8月生まれのあなたは今手がけていること、もくろんでいることがなかなか進展しないでジリジリしてるかもしれませんけども、気ィもんでもどうにもなりませんよ、だってそうなるべくしてなっているのですから。「進展しないには進展しないわけがある」と思ってもう少しぽわーんと様子見ててはいかがでしょう。

★9月生まれ・・・「迷ったときは自分の奥の院をたずねよ」と開運学では申します。友達や知り合いは簡単なことなら相談に乗ってくれますが、本当に大切なこと、あなたの人生に関わる重要なことについては答えを出してくれません。だって責任持てませんし、万が一利害関係があったら本当のことなんか教えたくないからです。
自分の人生は自分持ちですからY字路で決断が必要なときは意識を外側から内側に向けて静かに心の奥の細道を進む、松島や ああ松島や松島やと口ずさみながら私の心って奥が深いのねえマーベラスと感動したその先で、奥の院がズドーンと現れてまいります。重い観音扉をぎぎぎと開けばはいそこに答えがホログラムのように浮き上がっています。え? そんなことできる気がしない?
じゃあ直感、自分のどこかでしぶとく存在感を放ってる感覚に意識を向けてみてください。直感とはあなたの奥の院から送信されたデータをキャッチする端末のようなもの、絶対にうそをつきません。

★10月生まれ・・・お金持ちと貧乏人の違いのひとつに「夢や目標を持っているか否か」が挙げられます。お金持ちは「これやりたい、それもやろう、そうだついでにあれもやっとこうかな」と自分の目標をせっせと追いかけ、結果的に金運があちこちから飛んできてまとわりつきますが、貧乏な人は「退屈な人生だなあ」とただぼんやりルーチンワークを繰り返すだけです。同じ行動半径の中で暮らしていると同じような金運しか得られない、つまりずーっと今のままちゅうことです。
じゃあそこからどうやって抜け出すのか。「自分はこの先どうなりたいか、そのためには今何をすればいいか」を考えて、今の3倍働くことです。今のままじゃたかが知れてるなら、今を越えないと他の世界に行けません。
「収入を上げたいなら、行動範囲を広げてみてください」とカードが告げています。あなたの好きなこと、得意なこと、これからもずっと長く続けられそうなことにヒントがありそうです。

★11月生まれ・・・「あのときあんなことしなきゃよかった」「あのひと言がよけいだったなあ」と後悔したことありますか。しかし後悔先に立たず、そのときは「それが正しい」と思ってやったのですから仕方ありません。
そのことで干された、省かれた、切られたといった苦い経験があるなら「きっちり代償を支払った」ということですから差し引きゼロ、むしろ問題はノーダメージでここまできちゃった場合です。人から怒りや恨みを買うとそれが業(ごう)となり、心身が重くなって運気が下がりやすいので注意しないといけません。
対処法としては業を上回るレベルの善行を積むことです。地道にコツコツ陰徳を積んでいくうちに業が体内から浮き上がり、ちょっとこすり洗いするだけで汚れがするっと気持ちよく剥がれてまいりますって大掃除の浴室洗剤か。
じきに年末ですし「その年の汚れはその年に落とす」もしくは「汚れに気づいたときが落としどき」と心して、せっせと陰徳を積まれてはいかがでしょう。

★12月生まれ・・・「この人なら何言ってもいいや」「この人ならこれくらいしても許されるだろう」。人に対してそう思ったり、逆に人からそう思われてうーんな扱いを受けたことありますか。もし「ある」というなら今すぐ止める、もしくは止めてもらったほうがいい、人に対するふるまいってクセになりやすいですから。
少々きついこといわれたり乱暴に扱われて喜ぶ人はひとりもいません。「もし自分だったらどう思うかな」と想像すれば「こういう仕打ちは相手に失礼だな」ってわかるものです。問題は相手からされる側になったとき、いつものように微笑んでいたら絶対に気づいてくれません。そういうときは相手の言動に一切反応しない、もしくはちょっとまゆをひそめてイヤな顔をする。普通の人ならその場で「いけね」と気づく、それでも気づかないなら「そういうのやめてもらえますか」と毅然といえばいいのです。「どうして?」と聞かれたら「不愉快ですから」。パキッとやり返すのは勇気がいりますが効果はてきめん、相手はもう二度とやらなくなるでしょう。それでも同じこと繰り返してくるならそれは運も頭も悪い人、一目散に逃げるが勝ちです。

・・・はい、こんな感じです。夏がどんなに暑くてもやっぱり秋はやってくる、ありがたいです。月がきれいですね、それでは今月も明るく楽しくさわやかに行ってらっしゃい!